株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2024-04-26 09:15:00

女株将軍アスナの「我に続け」

【新NISAでも買える】防衛関連銘柄7選



先客万来!よくぞ参った!其方の来訪、心から嬉しく思うぞ。

其方らもご存じであろうが昨今の地政学的な諸問題、きな臭い話が次々と舞い込んでくる。

ウクライナ、中東、ベネズエラとガイアナ、その他にもスーダンにミャンマーなど紛争は常に人類が抱える爆弾の様なものである。

日本は地政学的な優位性を持つ島国であり、平和でほぼ単一民族で構成されている故に、あまり其れ等の紛争や動乱を現実的に感じられぬかも知れぬな。

此の危機感の欠如は恐らく世界でも飛び抜けておろう。

「政治と歴史と宗教の話はするな」と言う会話の基本が一般論となるなど議論すら放棄させられる状況は、平和ボケなどと言う言葉すら生ぬるい状況である。

そんな中、昨年末に計上された日本の国防費は7兆9496億円と過去最高であった。

「そんな事より経済施策を!」その声も誠に理解ができると思っておる。
紛争の大きな問題は貧困や食料問題があるし、戦争は解決しない経済政策の行きつく究極手段でもあるのは過去の戦争が物語っておろう。

だが、それでも思想的にも領海侵犯などの問題的にも仮想敵国の色合いが鮮明な隣国、中国の国防費34兆8000億円の1/4に過ぎぬのだ。

国が滅びては経済も文化もあったものではない。
そして北方領土、竹島、尖閣諸島を見れば一度実効支配されれば用意には還らぬものと言うのは理解できよう。

更に言えば、これは当然ながら未だ軍備に関して国家的取り組みが続くという事でもある。

日本では、一部緩和したとはいえ、基本的に武器や輸出を認めない「武器輸出三原則」は生きている。※1

現在は専守防衛のための限定的な輸出体制であるとは言え、先に述べたように逆にそれは成長の余地があるともいえる。

さて、専守防衛と言うと日本は比喩として常に籠城している状態に近いとも言えよう。

そんな時に活かしたい知恵が「墨子(ぼくし)」である。

自らの習慣、主義や主張などを変えずに守ることを墨守(ぼくしゅ)と言うが、その語源となったのが中国古代の思想家である「墨子」だ。
墨子が宋の国の城を楚の軍勢から9度に渡って守り抜いたことからくる言葉である。

この墨子は戦争に対して肯定的であったわけではなく、墨家十論※2 の中で「非攻」の大切さを論じている。

「政治の目的は人々の幸福にある。だが、戦争とは略奪や盗賊、破壊行為であり、勝利したとしても失うものが遥かに多い」

とする。何処かの独裁的な大統領に聞かせたい言葉であるな。

投資においても相場が神経質な展開を迎えている時こそ、墨子の言葉から学ぶ事も多かろう。

焦って迂闊(うかつ)に手を出すのではなく、じっくりと力の入れ所を見極めようぞ。

では今回は防衛関連から拙者が注目している銘柄を紹介致そう。

理経(8226)
重松製作所(7980)
多摩川ホールディングス(6838)
石川製作所(6208)
エブレン(6599)
FFRIセキュリティ(3692)
ラック(3857)

以上である。防衛関連は地政学的な問題が増えるだけ注目される銘柄でもあり、今後の法改正で輸出要綱が緩和されれば伸長の期待も持てよう。

本来、平和が一番であるのは間違いないが、綺麗事ばかりではすまぬ世知辛い世の中。

利があらば其処を突くのが投資の定石である。

~ 言の駿馬で次回も駆けて参ろうぞ ~

アスナのおまけ注釈
※1 武器輸出三原則とは、武器の輸出を認めない政策であり、通常(1)の三つの場合と(2)の見解を合わせたものを併せて呼ぶことが多い
(1)共産圏諸国向けの場合
(2)国連決議により武器等の輸出が禁止されている国向けの場合
(3)国際紛争の当事国又はそのおそれのある国向けの場合
[佐藤総理(当時)が衆院決算委(1967.4.21)における答弁で表明]
2.武器輸出に関する政府統一見解(1976.2.27)
(1)三原則対象地域については「武器」の輸出を認めない。
(2)三原則対象地域以外の地域については、憲法及び外国為替及び外国貿易管理法の精神にのっとり、「武器」の輸出を慎むものとする。
(3)武器製造関連設備の輸出については、「武器」に準じて取り扱うものとする。
[三木総理(当時)が衆院予算委(1976.2.27)における答弁において「武器輸出に関する政府統一見解」として表明]

※2 墨家十論 兼愛、非攻、尚賢、尚同、節用、節葬、非命、非楽、天志、明鬼からなる墨家の十大主張。全体として博愛平等主義に近く、儒家に対抗する主張が多い。また実用主義的であり、秩序の安定や労働・節約を通じて人民の救済と国家経済の強化をめざす方向が強い。

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 アスナの偵察中銘柄
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理経(8226)
重松製作所(7980)
多摩川ホールディングス(6838)
石川製作所(6208)
エブレン(6599)
FFRIセキュリティ(3692)
ラック(3857)

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 偵察中銘柄の戦況伝達
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LisB(145A) 4/17に紹介
配信時株価867円→4/25終値1108円
高値騰落率 一時+32.87%
底を見極め推戴しておったぞ。
保有していた者には祝辞を贈ろう。

櫻護謨(5189) 4/10にご紹介
配信時株価2249円→4/25終値2720円
昨日は+500円のストップ高となった模様。
上手く乗れた巧者よ、激賞致そうぞ。

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