市場物色の波に乗って上値トライ、節目ブレイクで一段高も
1.破砕・解体用の油圧ショベルの先端部分にあたるアタッチメントを手掛ける建機メーカー。大割機、鉄骨カッター等が主力商品で、圧砕機は堅調に伸びている。リサイクルアタッチメント等アフターマーケットの増強で収益基盤の安定を図るとともに、積極的なM&Aをしかけ南星グループを強化も。規模はまだそれほどでも無いものの欧州市場での拡販も狙う。
2.業績面においては今期増収増益を見込むものの、8月の第1Q決算では設備投資の一部や商品納入において期ズレの影響が出て微増収減益での着地となった。中間決算の発表を11/12に控える中、現時点の上期計画に対する進捗率は売上高46.2%、経常利益39.4%とやや出遅れが目立つが、期ズレ分の計上が7-9月期で行われれば計画線に戻しての着地もあり得る範囲とみる。
3.株価は足元で強含んで200日移動平均線にトライする動きを見せており、決算発表を待ち切れない投資家による実需の買いを先回りした資金流入があるものとみている。決算発表までにはまだ日柄もあることから、ここで一旦押し戻されて調整をはさむのか、あるいは他の機械株物色に連れ高して一気に突破してくるかは非常に見どころと言える。決算発表の前後で打診買い、追加買いと割り切りながら取り組んでいくとよさそうだ。
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