低バリュー株の初動、決算シーズンに備える業績期待株
旧ニチメン(現双日)系の合成樹脂専門商社であり、プラスチック原料・製品、そしてプラスチック成型関連機器も手がける。特注原料調達に強みを持っており少量多品種にも即納で対応。主に産機向けのエンジニアリング系樹脂(エンプラ)のほか、家電製造のスチレン系や医療機器に用いられるオレフィン系樹脂などを取り扱う。
業績面においては10/29に中間決算を発表、売上高・利益ともに微減となりほぼ計画線上の実績に収まった。主力の精密・電子機器分野の影響が懸念された中で、成長分野として見込んでいる医療資機材および自動車部品関連の伸びが収益を下支えしたとみられる。下期以降では下方圧力のかかる主力製品群の回復に加え、射出成型機などのプラスチック成型関連機器も回復が期待されるところ。
株価は昨日に615円付近の上値抵抗線を抜けてきており、来週29日に控える第3Q決算発表に期待を込めた値動きとなっている。中長期的には630円台に控える24月移動平均線を抜けてくるようだと上昇が本格化してくるとみられ、次回の決算はこれに向けた試金石とも言えよう。バリュエーションからは商社としての見方を差し引いてもPER7倍台、PBR0.5倍台と割安感があり、水準訂正余地は大きいとみる。
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