株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-03-26 15:00:00

加藤あきらの投資戦略室

調整にも動じる必要なし!原油安に隠されたコロナウイルスの本当の意味とは?

昨日までの大幅上昇の流れから一転して反落の動きとなりました日本株、相変わらずボラティリティの高い展開が続いています。

文字どおりのジェットコースター相場でこれはこれでスリリングな展開ですが、直近の上昇に対する一服感から利益確定売りが出てきたとみてよいでしょう。

本日の値上がり、値下がりの銘柄群をみれば一目瞭然で、昨日の大幅高した銘柄の下げ幅が大きくなっていて住友不動産(8830)などは下げてますが出来高は大して膨らんでいません。

下落要因としてはやはり、昨晩に英国で3週間のロックダウン(都市封鎖)が発表された際にも夜間の日経先物が瞬間的に1,000円幅で急落する場面がありましたので、新型コロナウイルスを意識したもの、あるいはこれを口実とした売り仕掛けとみられます。

また、米国市場では大型経済対策をめぐり、トランプ米大統領は新型コロナ対策が議会で可決されればすぐにでも署名と息巻いています。
期待が膨らむとNYダウは一時1,300ドル超の上昇し、その後、米民主党のサンダース議員(大統領選候補の一人)界隈が支援策反対の横やりを入れて引け間際で急速に上げ幅縮小となっています。

しかし、注目すべきは結果的に米国株が『3/2以来の2連騰』となったことで、この小さな変化に相場の転換点を見出すことができるでしょう。

よって、今後の展開において過度に心配する必要はありません。

この3月いっぱいは期末の金融機関決算に向けて日銀やGPIF(年金)周りが買いまくりますので、配当落ちもさしたる懸念を抱く必要は無いでしょう。

一つ留意しておくべきは、昨日に東京都における週末の外出自粛要請が発表されましたね。
これで日本においても今後ロックダウン(都市封鎖)の措置がとられる懸念が出てきたということです。
これは一昨日の特別コラムでも当面のシナリオとして買いてますので、想定内の出来事ですね。

要は出来レースなので、むしろそこを利用して「バブル発生前の最後の買い場」になるとみて準備しておく必要があるということを頭の片隅に置いておきましょう。

この時期については目前に迫ってきたと言えましょうし、値幅にしてどのくらいの調整幅があるのか分かりません。
ざっくりと申せば、日経平均の直近高安が16,358~19,564円の半値押しとして「17,961円」、61.8%押しで「17,583円」となります。
ここまでの調整がみられるか分かりませんが、時期的に4/10頃まで経済対策が本決まりするまでは狙っておきたいですね。

外務省が全世界を対象に不要不急の海外渡航を中止するように要請していますから、あり得ない話ではないでしょうね。

さらにこの新型コロナウイルスに関してですが、トランプ政権は感染爆発している欧州に新型コロナウイルスの状況調査や「Defender Europe20」の訓練と称し、米国兵を派遣しています。

目的としては欧州の政情不安で暴動が起きかねないための治安も考えられますが、利権の多いヨーロッパのお偉いさん達をウイルスに紛れて大量の身柄を確保、粛清に動いているなんて噂もあります。

よく国家分断の主犯とされるディープ・ステートの本尊があるのもイタリアであるとされ、今回のウイルス影響を最も受けているのがこのイタリアであることからも余計に憶測を呼んでいます。

さらに、一連の原油安が引き起こされたサウジ・ロシアの原油価格紛争に対し、トランプ米大統領は解決のためにG20を活用してサウジに増産自粛を呼び掛けていますが、実際のところサウジは米国と緊密に連携を取って敢えて原油安に誘導した可能性もありそうです。

なんといっても石油は昔から利権のかたまりとも言えるものです。
歴史的にもこの利権をめぐり何度も戦争が起こってきました。
この石油利権は上記ディープ・ステートの資金源でもあるために、原油安というのはこれを断絶する目的があったものとされています。

オイルマネーの依存度が高いと言われるソフトバンクG(9984)のビジョンファンドですが、このタイミングで格下げが発表されたことも無関係ではないと思われます。
いずれ真偽は明らかになってくることと思います。

多少相場の話題から逸れましたが、今の世界情勢を知っておいた方がこの乱高下でうまく立ち回ることが出来たり、あらかじめ心の準備をしておくことにもつながることと思います。

私は昨日の話題で最も衝撃を受けたのは旭化成(3407)が米国で人工呼吸器を増産するといったニュースでしたが、思ったより株価は反応薄でしたね。

これは結構すごい話ですが、これに反応したのがフクダ電子(6960)の高値更新だったのではないかと思います。

他にもニプロ(8086)などをはじめ、アルフレッサHD(2784)、シップヘルスケアHD(3360)など周辺の銘柄にも物色が派生しているように思います。

もし、新たなコロナウイルス関連としてみるとディーブイエックス(3079)やメディアスHD(3154)などがここ最近ずっと強い動きを見せていることにも納得感がありますね。

もちろんテルモ(4543)や朝日インテック(7747)などの鉄板医療銘柄は外せないとして、少し物色の視野を横に広げて大研医器(7775)や川澄化学工業(7703)、さらにホギメディカル(3593)や日本ライフライン(7575)といったところまで『人口呼吸器』に注目しておくとよいかもしれませんね。

まだ株式テーマとして確立はしていないですが、いずれ注目テーマに浮上してくるかもしれません。


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【 相 場 の 格 言 】
『人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、
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(マーク・リッチー)

『最高のトレーダーは多くの独特な考え方をしている。
 彼らはその一つとして、恐れずにトレードを実行し、また同時に軽率なトレードと恐怖心によるミスを防ぐ心構えを習得している』
(「ゾーン 相場心理学入門」より)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
住友不動産(8830)
フクダ電子(6960)
ニプロ(8086)
アルフレッサHD(2784)
シップヘルスケアHD(3360)
DVX(3079)
メディアスHD(3154)
テルモ(4543)
朝日インテック(7747)
大研医器(7775)
川澄化学工業(7703)
ホギメディカル(3593)
日本ライフライン(7575)

執筆者:加藤あきら

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