株価は中段保ち合いから一段高へ
酸化チタンの最大手で機能材料などの無機化学事業と自社開発農薬を中心とする有機化学事業で世界展開もしている化学品メーカー。機能材料は連結子会社の富士チタン工業で宮崎県延岡工場を竣工し生産増強。四日市工場の環境対応も2022年を目途に進めている。
業績面においては5/11に前期本決算を発表、売上高は前々期比5.0%減収、営業利益は同45.6%減益での着地。酸化チタンの出荷数量が減少したほかチタン価格上昇の煽りが打撃となり、10-12月期に赤字計上に迫られたことが響いた。逆に今期はチタン販売価格の上昇から利益スプレッド拡大が見込まれ、業績はボトム圏から回復してくることが見込まれよう。
株価は上記決算を手がかりに75日移動平均線を突破して、中段保ち合いに入っている。機能材料の需要回復が見込まれる中、今後は下値を切り上げながら回復基調を継続するものとみている。目先、煮詰まり感からガス抜きで反落するような場合には押し目と見込んで買い向かっていきたいところ。
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