5G普及に加えてスマートシティ関連株を仕込みたい
高圧電力配電の制御機器はじめ配電盤及びシステム機器などを手がけており、配電用の自動開閉器が次世代配電網構築に伴う需要増を取り込む形で収益が拡大。2020年に発電、送配電、小売の分離を推進する電力システム改革の中で電力会社向けの依存が低下し、他の民間需要が拡大する流れでの事業拡大が見込まれる。
業績面は5/8に前期本決算発表を行い、売上高は前々期比0.9%増収だが営業利益以下は同10%程度減益での着地となった。中間期では増収増益ペースで予想比上振れだったことから、下期の落ち込みが激しかったとみられる。無電柱化の推進も相まって自動開閉器の売上が伸びたほか、制御機器も電力会社向けに好調であることは変わらないが、システム機器などの落ち込みが響いたと言える。
株価は4/6安値1287円から戻りを試す動きもみられたが、上記決算を機に再び売られて戻りの鈍さが目立っている。しかし、足元では新型コロナ影響から落ち込みの激しかった製造業にも経済活動再開への期待で明るさが見えてきたことや、グループ会社が手がける産機・自動車向けの樹脂成型品、金型製作なども業績に貢献してくるとの見立てから強気で対処しておきたいところだろう。あわせてスマートグリッド関連であることのテーマ性も注目しておきたい。
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