為替円高で押し目買い好機を演出
伝動ベルトの大手で自動車用・二輪車用のVリブドベルトや搬送用の樹脂ベルト、そして合成樹脂素材や発泡射出成形品なども手がける。また電子材料の銀ナノ粒子製品や塗料といった先端材料、さらに建築用防水材や土木用遮水材など幅広く製品ラインナップを展開。
業績面においては5/25に本決算発表を行い、前期実績は売上高1.3%減収、営業利益は10.2%減益となった。自動車用ベルトは前期比増だった一方、産業用の射出成型機・工作機械の落ち込みが大きかったとみられる。海外向けは一般産業用の欧州向けアフターが増加、国内に比べて落ち込み幅は限定的であったと言える。
株価は3/17安値1104円から反転し、4月初めにダブルボトム形成した後は本格的な戻りを試す展開となっている。コロナショック以前の水準を回復するにはもう一段の上昇が必要となるが、200日移動平均線を上回って推移し需給面は良好。次回決算発表を前に上値を窺う動きが期待され、足元での為替円高による下振れが良い押し目を演出する可能性もありそうだ。
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