コロナ禍でなおも底堅い業績が評価される素材株
【事業内容】
化学メーカー中堅で有機EL材料に注力しており、液晶ディスプレイの染料やプリンターなどの電子材料が主体となる。その他、民生品向けとしてポリウレタンなどの機能性樹脂材料や基礎化学品などを手がけており、加工食品などの天然色素なども製造している。
【業績面】
業績面においては7/31に第1Q決算を発表、売上高は21.8%増収、営業利益は4.8倍に急拡大して着地。あわせて発表された上期計画では売上高4.3%増収、営業利益は2.5倍を見込んでおり、7-9月は赤字転落予想となる。会社側ではPCR診断キットの需要増が1Q業績を押し上げたとしており、2Q以降はこれが剥落するとの見方だが、これはかなり保守的に見積もった計数目標とみられる。
【株価動向】
株価は3/23安値2399円から直近の高値5830円まで約2倍の上昇となったが、主力の化学材料が不振となる中でもコロナ対策製品の需要を取り込みに行くなど機動的な対応で業績に結び付けてきたとみられる。会社計画はなおも保守的で、今後は生産活動の改善も相まって業績期待感も株価を押し上げることと思われる。
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