揉み合いで方向感は出ず、新興市場は活況　22800円-23100円のレンジを想定

●21日のNY株式市場はアップルなど一部ハイテク株が上昇を主導した。8月のユーロ圏PMI速報値が下振れし売り優勢で始まった。しかしその後、米8月の製造業PMI一時（購買担当者景況指数）が速報値で53.6となり、市場予想平均の51.9を上回ったこと、また7月の中古住宅販売件数は季節調整済みの年率換算で586万戸と、市場予想平均538万戸を超え堅調な経済指標となり好感した。アップルや半導体のエヌビディア、電気自動車のテスラなどに資金が集中。アップルは5％高となり1銘柄でダウを170ドル押し上げた。ナスダック指数とS&P500種指数は過去最高値を更新。

ダウ工業株　　　　　 ２７９３０.３３（＋１９０.６０）△０.６９％
ナスダック　　　　　 １１３１１.８０（＋　４６.８５）△０.４２％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３３９７.１６（＋　１１.６５）△０.３４％

●グローベックスNYダウ先物78ドル高


★本日の日経平均は揉み合いで、方向感は出ないと読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２８９０円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万２９２０円と比べ３０円安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物は２万２９００円で取引を終了。

★日経平均株価のポイント
２万３３３８円　８月１４日高値
２万３０１１円　５日線
２万２９２０円　先週末終値
２万２８９０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万２７１２円　２５日線


－前営業日（8/21）のおさらい－

●日経平均株価　２万２９２０円３０銭（＋３９円６８銭）

高値２万３１３５円４３銭／安値２万２９２０円３０銭
値上がり１３３０／値下がり７１８／変わらず１２４
新高値７０／新安値２
出来高　９億１０２８万株
売買代金　１兆６７７７億円

●ＴＯＰＩＸ　１６０４.０６（＋４.８６）

●マザーズ指数　１１３４.４６（＋２６.３６）
マザーズ売買代金　２７６５億円　大商い

●騰落レシオ（25日）100.45％　

●空売り比率　38.2％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス21.18まで低下

●前営業日のストップ高―12銘柄（気配含まず）

メディア５・Ｔ＆Ｓ・クリエアナブ・コマースワン・不二硝
Ｊエンジン・ＧＭＯテック・リファインＶ・ツナグＧＨＤ
エブレン・オーウエル・藤久

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●今週の主な予定

24（月）
米 共和党大会:フロリダ州ジャクソンビルなど（～27日）

25（火）
米 6月 ケース・シラー20(前年比)
米 8月 消費者信頼感指数
米 7月 新築住宅販売戸数

26（水）
米 7月 耐久財受注

27（木）
米 ジャクソンホール経済シンポジウム
米 Q2 国内総生産(GDP)改定値
米 8月17日週次 新規失業保険申請件数

28（金）
欧 8月 消費者信頼感指数確定値
米 7月 消費支出(前月比)季調値
米 8月 シカゴ地区購買部協会景気指数
米 8月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値