米大統領選TV討論会を見極め　23400円-23700円のレンジを想定

●29日のNY株式市場は3日連続で上昇した反動や、米大統領候補による第1回テレビ討論会を前に手控えムードが広がり、売りが優勢の展開となった。また、9月の消費者景気信頼感指数は101.8と市場予想平均の89.5を上回ったものの、反応は限られた。新型コロナウイルスの感染が再び拡大している欧州で飲食店の営業規制や外出規制を再強化する動きが広がり、ニューヨーク市でも一部地域で感染率が上昇し嫌気された。

ダウ工業株　　　　　 ２７４５２.６６（－１３１.４０）▼０.４８％
ナスダック　　　　　 １１０８５.２５（－　３２.２８）▼０.２９％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３３３５.４７（－　１６.１３）▼０.４８％

●グローベックスNYダウ先物22ドル安


★本日の日経平均は米大統領選TV討論会を見極め、様子見と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３４５０円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３５３９円と比べ９０円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３４３０円。

★日経平均株価のポイント
２万３６２２円　昨日高値
２万３５３９円　昨日終値
２万３４５０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３３３７円　５日線
２万３２７０円　２５日線

★新規上場
アクシス　　公開価格１０７０円


－前営業日（9/29）のおさらい－

●日経平均株価　２万３５３９円１０銭（＋２７円４８銭）

高値２万３６２２円７４銭／安値２万３３４７円６４銭
値上がり９４９／値下がり１１４４／変わらず７０
新高値１８２／新安値８
出来高　１１億４０６５万株
売買代金　２兆３５８５億円

●ＴＯＰＩＸ　１６５８.１０（－３.８３）

●マザーズ指数　１２２７.２８（＋４０.１２）
マザーズ売買代金　１９０８億円

●騰落レシオ（25日）128.60％　

●空売り比率　37.5％　

●日経平均ボラティリティー・インデックスは22.39まで低下

●ストップ高銘柄＝２９日―１３銘柄（気配含まず）

マルタイ・Ａｉｍｉｎｇ・まぐまぐ・Ｍマート・ＳＩＧ
ＤＩシステム・ＪＴＯＷＥＲ・キャリアＬ・アーキテクツ
ログリー・カワセＣＳ・鈴与シンワ・ＮＴＴドコモ

------------------------------

●今週の主な予定

30（水）
日 8月 鉱工業生産速報値(前月比)季調値
中 9月 国家統計局製造業購買担当者景気指数(PMI)
中 9月 財新製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
欧 9月 EU基準消費者物価指数(HICP)速報値(前年比)
米 9月 ADP民間部門雇用者数
米 Q2 国内総生産(GDP)確報値
米 9月 シカゴ地区購買部協会景気指数

1（木）
中 休場 国慶節、１日～８日まで
日 Q3 日銀短観
欧 8月 生産者物価指数(PPI)
欧 8月 失業率
米 8月 個人所得(前月比)
米 8月 実質消費支出(前月比)
米 8月 消費支出(前月比)季調値
米 8月 コア個人消費支出(PCE)価格指数(前月比)
米 9月21日週次 USDA輸出成約高
米 9月21日週次 新規失業保険申請件数
米 9月 マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 8月 建設支出(前月比)
米 9月 ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)
米 9月 ISM製造業価格指数

2（金）
日 8月 有効求人倍率
日 8月 失業率
日 9月 マネタリーベース(前年比)
米 9月 米雇用統計
米 8月 製造業新規受注(前月比)
米 9月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値