NY株高を好感し反発　23100円-23400円のレンジを想定

●30日のNY株式市場は、良好な経済指標や経済対策の合意期待から買いが優勢し反発。追加経済対策で、民主党のペロシ下院議長と協議を開くムニューシン米財務長官が合意に前向きな発言をし、追加経済対策成立への期待で買いが先行した。米4～6月期の実質GDPは季節調整済みの年率換算で31.4％減となり、市場予想平均の31.7％減よりも小さかった。9月のADP雇用報告で非農業部門の雇用者数は予想以上に増加。また8月の米中古住宅仮契約指数は予想以上の上昇で過去最高、9月のシカゴ購買部協会景気指数も予想を超えており相場上昇を支援した。追加経済対策を巡るペロシ下院議長とムニューシン財務長官の協議が合意に至らず、上げ幅を縮小し終了。

ダウ工業株　　　　　 ２７７８１.７０（＋３２９.０４）△１.２０％
ナスダック　　　　　 １１１６７.５１（＋　８２.２６）△０.７４％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３３６３.００（＋　２７.５３）△０.８３％

●グローベックスNYダウ先物14ドル高

●中国は国慶節（建国記念日）本日～8日まで大型連休となり上海市場も休場。


★本日の日経平均はNY株高を好感し、反発と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３２６５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３１８５円と比べ８０円高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３２９０円。

★日経平均株価のポイント
２万３３０５円　５日線
２万３２７８円　２５日線
２万３２６５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３１８５円　昨日終値
２万２８６４円　１３週線


－前営業日（10/1）のおさらい－

●日経平均株価　２万３１８５円１２銭（－３５３円９８銭）

高値２万３５２２円３８銭／安値２万３１７０円８９銭
値上がり２５３／値下がり１８９２／変わらず３１
新高値１０６／新安値１４
出来高　１４億４２３６万株
売買代金　２兆９０９６億円

●ＴＯＰＩＸ　１６２５.４９（－３２.６１）

●マザーズ指数　１２２６.５８（－０.７０）
マザーズ売買代金　２０６０億円 活況

●騰落レシオ（25日）120.97％　

●空売り比率　40.5％　

●日経平均ボラティリティー・インデックスは23.87まで上昇

●ストップ高銘柄＝３０日―１２銘柄（気配含まず）

ＧＮＩ・バイク王・アルファクス・まぐまぐ・ＤＩシステム
東邦金・アーキテクツ・バーチャレク・ログリー・ピースリー
鈴与シンワ・ＫＹＣＯＭ

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●今週の主な予定

1（木）
中 休場 国慶節、１日～８日まで
日 Q3 日銀短観
欧 8月 生産者物価指数(PPI)
欧 8月 失業率
米 8月 個人所得(前月比)
米 8月 実質消費支出(前月比)
米 8月 消費支出(前月比)季調値
米 8月 コア個人消費支出(PCE)価格指数(前月比)
米 9月21日週次 USDA輸出成約高
米 9月21日週次 新規失業保険申請件数
米 9月 マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 8月 建設支出(前月比)
米 9月 ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)
米 9月 ISM製造業価格指数

2（金）
日 8月 有効求人倍率
日 8月 失業率
日 9月 マネタリーベース(前年比)
米 9月 米雇用統計
米 8月 製造業新規受注(前月比)
米 9月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値