次回決算で悪材料出尽くしか、業績改善期待株
測量、GNSS(全球測位衛星システム)に強みを持ち、建設ICT・農業ICTに資するITシステムで高い評価を受ける世界的企業。光工学と電子工学の高い技術力が求められるオプトエレクトロニクス技術にも強みがある。光学機器で培った技術力をもとにアイケア事業に注力、眼科医療器は拡大傾向。
業績面においては7/31に第1Q決算を発表し、売上高は25.2%減収、営業利益は大幅な赤字を計上し、配当も24円⇒5円に大幅減額とした。一方で主軸のポジショニング事業のセグメント利益は回復に転じ、スマートインフラ事業も建設・農業ともに黒字確保。ただし、アイケア事業が海外中心にロックダウンの影響大で大きく落ち込み、足元では徐々に回復傾向を辿る。新型コロナ第2波が猛威を振るっている欧州が今後コロナ影響を克服できるかがカギとなる。
株価は3/19に安値651円をつけて大きく売り込まれた後、6月にかけて経済活動再開への期待から緩やかな回復傾向にあったが、本格回復には時間がかかるとの見方が広がると再び売り直された。7月末にかけては2番底を探る動きとなり、8/3に安値653円をつけたがその後は徐々に戻りを試す動きで、業績悪化の織り込みも進んでいる。次回10/30に控える中間決算発表で悪材料出尽くし感が強まれば値動きも見違えてくることだろう。
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