買い先行後は揉み合い　23300円-23600円のレンジを想定

●16日のNY株式市場は工業株が上昇し、ハイテク株の一角が下げた。9月の小売売上高は雇用保険の特別給付の期限切れによる影響が懸念されたが、前月比1.9％増と市場予想（0.5％）増を大きく上回った。10月の消費者態度指数速報値も予想以上に上昇した。またファイザーが開発中の新型コロナワクチンの緊急使用ついて「11月中に米当局に許可申請を行う」と発表し、ダウは一時350ドル近く上昇した。ダウは4営業日ぶりに上昇したが、引け間際にハイテク株の一角が崩れたためナスダック指数はマイナスに転じ4日続落で取引を終了。

ダウ工業株　　　　　 ２８６０６.３１（＋１１２.１１）△０.３９％
ナスダック　　　　　 １１６７１.５６（－　４２.３１）▼０.３６％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３４８３.８１（＋　　０.４７）△０.０１％

●グローベックスNYダウ先物104ドル高


★本日の日経平均は買い先行後は揉み合いと読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３５１５円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万３４１０円と比べ１０５円高い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３５３０円。

★日経平均株価のポイント
２万３７２５円　１０月９日高値
２万３５４１円　５日線
２万３５１５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３４１０円　先週末終値
２万３４０１円　２５日線


－前営業日（10/16）のおさらい－

●日経平均株価　２万３４１０円６３銭（－９６円６０銭）

高値２万３５３８円７４銭／安値２万３３８２円６７銭
値上がり４６９／値下がり１６３２／変わらず７７
新高値３１／新安値２４
出来高　９億１７５８万株
売買代金　１兆８５８６億円

●ＴＯＰＩＸ　１６１７.６９（－１４.１０）

●マザーズ指数　１３１２.５９（－２２.１２）
マザーズ売買代金　２７７５億円 活況

●騰落レシオ（25日）　107.13％　

●空売り比率　41.4％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス21.64まで上昇

●ストップ高銘柄＝１６日―１８銘柄（気配含まず）

パソナ・出前館・サトウ食品・買取王国・ＴＫＰ・メディカルＮ
ビザスク・エイジス・セラク・ＳＥＲＩＯＨ・エヌリンクス
ユニバンス・グッドパッチ・ジーンズメイト・くろがね工
バリュＨＤ・テーオーＨ・セキド

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●今週の主な予定

19（月）
日 9月 貿易収支
中 9月 固定資産投資(前年比)
中 9月 鉱工業生産(前年比)
中 9月 小売売上高(前年比)
中 Q3 国内総生産(GDP)(前年比)

20（火）
中 10月 貸出基礎金利1年
米 9月 建設許可件数
米 9月 建設許可増減率(前月比)
日 9月 住宅着工件数

21（水）
米 10月12日週次 API週報

22（木）
米 第3回大統領候補TV討論会（於：テネシー州ベルモント大学）
米 10月12日週次 新規失業保険申請件数
米 9月 中古住宅販売戸数
欧 10月 消費者信頼感指数速報値

23（金）
日 9月 全国消費者物価指数(CPI)
米 10月 マークイット総合購買担当者景気指数(PMI)速報値