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あすなろ投資顧問

2020-10-26 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

荒れ模様のマザーズ市場、決算シーズン入りで事前の心構えを確認

この週末は米大統領候補としてトランプ米大統領と対峙しているバイデン一族の暴露ネタが出てきて、衝撃をうけたSNSユーザーがかなり多かったようです。

日本のマスメディアにはまともに報道するところは見受けられませんでしたが、米大統領選まであと1週間強となり、いよいよ佳境に入ってきたというところでしょうか。

今日の相場はダウ先物が200ドル超売られている中で日経平均、TOPIXは底堅さを見せており、先週10/19に当コラムで紹介した東邦亜鉛(5707)はなんだかんだ20%近い上昇となっています。

ほかの景気敏感株も同様に堅調な動きを見せていますが、それらとは真反対の動きになっているのがマザーズ市場で顕著にみられるグロース株の売り浴びせです。

マザーズ市場に属する時価総額上位10社の銘柄を中心に、直近高値からの調整の大きさを確認しますとその深刻さが一目瞭然です。

1.メルカリ(4385)・・・10/14高値5930円⇒終値4625円(▲22.0%)
2.フリー(4478)・・・10/20高値10600円⇒終値8030円(▲24.24%)
3.ラクス(3923)・・・10/20高値2457円⇒終値2058円(▲16.2%)
4.弁護士ドットコム(6027)・・・10/21高値15880円⇒12990円(▲18.2%)
5.BASE(4477)・・・10/8高値17240円⇒11860円(▲31.2%)
6.JMDC(4483)・・・10/15高値5670円⇒4680円(▲17.5%)
7.マネーフォワード(3994)・・・10/22高値10160円⇒9450円(▲7.0%)
8.AIINSIDE(4488)・・・10/21高値67200円⇒58300円(▲13.2%)
9.Sansan(4443)・・・10/14高値7870円⇒6820円(▲13.3%)
10.メドレー(4480)・・・10/15高値7370円⇒5750円(▲22.0%)

だいたいが先週に高値をつけた後、そこから20%近い下落となっているものが多く、とくに信用取引が多いマザーズ銘柄は高値調整で▲30%程度は需給調整で生じてくる可能性があります。

レバレッジの効いた資金は逆回転を起こすとパニック売りを誘発し、これに巻き込まれると思いの外大惨事となります。安易な押し目買いは当然禁止で、「触らぬ神に祟りなし」の精神で見守るほかありません。

今週も引き続き新興市場の銘柄は避けて底堅い景気敏感株に狙いを定めていくべきです。

ただし、今週からはいよいよ決算シーズンが本格化し始めてきます。

決算前の取り組みは毎回お伝えしているとおりですが、まず希望的観測での決算プレイは避けるべきで、決算前は必ずポジション縮小を心がけてください。

決算は否応なしにボラティリティが高まりますので、当たりを引いたら儲けが大きいですし興奮もしますが、勝率はせいぜい3割程度、2ケタ上昇のラッキーは全体の1割にも満たないことを認識しておくべきかと思います。

逆に外れを引いたら最悪で、急落に巻き込まれるだけでなく、その後の調整局面も長引きますので、取り返しがつきません。

決算発表というのはどんな銘柄であってもギャンブル的要素が非常に強くなりますので、決算前はポジション調整によってリスク許容できる範囲の株数にとどめて持ち越し、ある程度の余力を確保した上で調整した際に押し目買いするように取り組むのがセオリーです。

とくに直近で天井をつけたような上記に代表されるグロース株などは決算に期待して望みを託してみたくなりますが、決算後はかえって材料出尽くし売りで傷をえぐられる可能性がありますので、ポジション縮小は保有株数の3分の1、あるいは半分などと機械的に行うと迷いを断ち切ることができてよいと思います。

最後に本日下落した銘柄の中で少し目をつけておきたいのが、カプロラクタムの市況悪化で苦しんできた宇部興産(4208)、決算前の調整に入ってきた電動工具のマキタ(6586)、先週末に決算を通過した伊勢化学工業(4107)、そして深押ししてきたら突っ込み買いしたいアバールデータ(6918)などに注目しています。

他にもこの機会だからこそ逆張りで待ち構えておきたい銘柄はいろいろあると思いますが、ここは少し頭を切り換えて景気敏感株を中心に押し目買いを狙っていくようにしましょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆東邦亜鉛(5707)[非鉄金属]
10/19ご紹介から20%上昇。
10/23の業績予想上方修正と相まって一気に年初来高値更新。
ネガティブ視されている景気敏感株こそ業績上振れ要素が満載。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのゴールドメソッド銘柄‐PREMIUM‐(****)
銘柄公開から早くも15%上昇、まだまだ仕込み可の水準。
利確ポイントも視野に入りつつ決算発表予定日も近づく。
決算前の取り組みに迷うが、3分の2投資金でなら持ち越し可。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
宇部興産(4208)
マキタ(6586)
伊勢化学工業(4107)
アバールデータ(6918)

執筆者:加藤あきら

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