株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-11-04 15:00:00

加藤あきらの投資戦略室

大接戦の米大統領選、緊迫の展開でトランプ米大統領の再選は実現するか?

本日は米大統領選挙の投開票がザラ場中に行われ、トランプ大統領、バイデン候補どちらが勝つか興味深いところです。

大手マスメディアはこぞってバイデン氏優勢を報じ、ツイッターなどSNSではトランプ大統領の再選がほぼ確定といった論調で、全くもって相反した情勢を伝えています。

米大統領選の重要なポイントは先日の動画でもお伝えしているとおり、重要な激戦州をどちらが取るか、また中でもとりわけ重要なのはペンシルベニア州で、これを勝ち取った方が強力な後ろ盾を得ることとなりますから、注視しておくべきでしょう。

米大統領選を通過後のマーケットに関してはこれまでも一貫して強気ですよと述べてきましたが、ここにきてシナリオの援護射撃が増えてきました。

まず1つ目は来週から菅首相を中心に日本国内における追加経済対策、すなわち第3次補正予算の審議が行われることです。

夏場から迷走続きの米国追加経済対策よりも先にまとまってくる可能性もありますし、菅政権としても一刻も早く実績を示さないといけませんし、今後の政権運営にあたり支持基盤を確立するためにも経済対策には妥協できないところでしょう。

また、これと合わせて注目すべき2つ目のポイントは、10/29の加藤コラム『海外市況に惑わされないために現状を整理し強気の取り組みを』でも書きましたが、景気に作用する話として取り上げた日本の外国人に対するVISA制限緩和に関するニュースです。

新型コロナウイルスの水際対策として実施されてきた入国者の空港でのウイルス検査が不要となり、中国・韓国・台湾など11か国・地域が対象となりました。

基本的にはアジア・オセアニア圏で、検査が不要になったのはほかに、香港、マカオ、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、豪州、ニュージーランドで、入国後の14日間の隔離待機は従来どおりということですが、手続きが簡便であれば人々の行き来は活発になり、経済活性化につながることは明白でしょう。

中には新型コロナウイルスに対する警戒から、コロナ感染の多い海外から人を受け入れることに対して怪訝な気持ちを抱く人もいるかと思いますが、それはウイルスに対する偏見と無知の表れです。

そうしたコロナ脳におかされた人々の誤解や思い込みこそが経済を停滞させているという現実と向き合っていくことが第一歩なのだと思います。

こうした流れからさらに景気回復の足取りが力強くなっていき、より日本と欧米の間における投資優位性が際立っていくことになるのだろうと考えます。

私見かもしれませんが、日増しに日本株がバブル化へ進んでいるとの確信が強まっていますので、この道を信じる投資家はここから先の展開を強気で突き進んでいってほしいと思います。

本日は日経平均やマザーズなど大型、中小型が入り交じって大幅高となりましたが、とくにマザーズ銘柄の物色にはまだ大きな偏りがみられます。

直近で大きく売られた銘柄の自律反発では市場全体が強いとは言えませんので、まだ上昇が本格化したわけではなさそうです。

仕込み場継続といったところで今度は日本の国策で動いてきそうな銘柄に焦点を当てていくのがよいでしょう。

建設業なども一見地味ですが今後、東京一極集中の是正の観点から地方への移住や郊外などへの引越しなども増えてくることでしょうし、ヒノキヤG(1413)と日本アクア(1429)の注文住宅を手がける企業であったり、国土強靭化でインフラ補修工事を手がけるショーボンドHD(1414)、5G普及につながる通信工事会社のミライトHD(1417)やコムシスHD(1721)、協和エクシオ(1951)など、国策関連として目につきやすい銘柄が多くなってくるかと思います。

あすなろで今回募集している単発スポット銘柄も【スガノミクス】【国策材料】といったところがキーワードになってくるものですので、合わせてご興味を持っていただければと思います。

トランプ米大統領の再選は実現するのか?大変興味深い選挙情勢ですが、これからの明るい未来に投資していきましょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆宮地エンジニアリング(3431)[金属製品]
10/22ご紹介から業績上方修正で12%上昇。
中間決算予定日は11/6。上期経常93.5%増、通期も増額で買い安心感。
200日線の上値抵抗突破で上昇本格化へ。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのゴールドメソッド銘柄‐PREMIUM‐(****)
銘柄公開から17%上昇、公開後高値を更新。
これまでも地合い関係なく堅調推移。
期待感高まる展開だが決算発表直後の乱高下は注意。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
ヒノキヤG(1413)
日本アクア(1429)
ショーボンドHD(1414)
ミライトHD(1417)
コムシスHD(1721)
協和エクシオ(1951)

執筆者:加藤あきら

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