円高警戒でもみ合い　24200-24600円のレンジを想定

●6日のNY株式市場は利益確定で一服。ダウは4日間で1888ドルと大幅上昇となっていたことから利益確定の売り優勢となった。10月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比63万8千人増と市場予想（53万人増）を大幅に上回り、失業率は6.9％と市場予想（7.6％）より改善。大統領選でバイデン氏が勝利し、連邦議会は上下両院のねじれ状態が続くとの見方からここまで上昇したが、大統領選も議会選もまだ確定しないことから様子見ムードで終了。

ダウ工業株　　　　　 ２８３２３.４０（－　６６.７８）▼０.２４％
ナスダック　　　　　 １１８９５.２３（＋　　４.３０）△０.０４％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３５０９.４４（－　　１.０１）▼０.０３％


★本日の日経平均は円高警戒で、もみ合いと読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万４３３０円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万４３２５円とほぼ同水準。

★日経平均株価のポイント
２万４４４８円　取引時間中のバブル崩壊後の高値
２万４３３０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万４３２５円　先週末終値
２万３６７９円　５日線


－前営業日（11/6）のおさらい－

●日経平均株価　２万４３２５円２３銭（＋２１９円９５銭）

高値２万４３８９円００銭／安値２万４０３９円１６銭
値上がり１３６７／値下がり７１４／変わらず９８
新高値７０／新安値１
出来高　１２億３２１２万株
売買代金　２兆５８３１億円

●ＴＯＰＩＸ　１６５８．４９（＋８.５５）

●マザーズ指数　１２４３.２７（－１２.３８）
マザーズ売買代金　２２８８億円 活況

●騰落レシオ（25日）94.40％　

●空売り比率　37.3％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス21.11まで低下

●ストップ高銘柄＝６日―１２銘柄（気配含まず）

ＫＨＣ・アルペン・ＢＥＥＮＯＳ・日本アジアＧ・ドラフト
カラダノート・綜研化学・ＧＭＯテック・ＳＥＭＩＴＥ
Ｒｅｔｔｙ・京極運・ＫＹＣＯＭ

------------------------------

★今週の主な予定

10（火）
日 9月 経常収支
中 10月 生産者物価指数(PPI)(前年比)
中 10月 消費者物価指数(CPI)(前年比)
中 10月 消費者物価指数(CPI)(前月比)
中 10月 社会融資総量
日 10月 景気ウオッチャー調査 10月 マネーサプライM2(前年比)
中 10月 人民元建て新規融資

11（水）
米 ベテランズ・デー（復員軍人の日）※債券・為替市場は休場
中 独身の日（大規模ネット・通販セール）

12（木）
日 9月 機械受注船舶・電力除く民需(前年比)
米 10月 消費者物価指数(CPI)(前月比)季調値
米 11月2日週次 新規失業保険申請件数

13（金）
米 11月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値
欧 Q3 国内総生産(GDP)2次速報値(前期比)
欧 Q3 国内総生産(GDP)2次速報値(前年比)