情報はトレンド中に存在する!来年も強気継続。そして上がる銘柄とは!?
『まんもす藤井。の銭話物語(ぜにばなものがたり)』
まんもす藤井。です。
今週の日経平均株価は27000円を目前に足踏みでした。
なにしろ11月4日に、約5か月間に及ぶもみ合い相場を抜け、急騰したので当然の一服と言ったところでしょうか。
目先の上げ下げにとらわれずに相場の方向感を見据えて取り組みましょう。
日本株式市場が世界の中で一番注目される理由についてお伝えします。
1:日本株は世界の中で景気敏感株として位置づけられています。世界経済は最悪期を脱し、回復方向に転じていますので、日本株が注目されてきました。景気敏感株はこれから景気が回復しようとする時に一番上昇しやすい傾向がある。
2:グローバル分散投資の観点から、海外投資家は過小評価されてきた日本株の組み入れ比率を高める動きが出てきているよう。
3:11月以降の海外投資家の日本株買いが急増してきて10月末まで約5兆円売った後、買い越し転じ11月以降は約2兆円を買い越し、今後も買い余力が十分にあると観測される。
4:米国株は史上最高値の水準で買い辛い、欧州はコロナ感染者の再拡大と英国のEU離脱の問題が解決していない、中国は2007年の高値から約55%の戻りしかできておらず、香港など政治的リスクが存在します。消去法的に日本が先進国の中で妙味がある。
5:日銀は、日本株のETF(上場投資信託)を年間12兆円を上限に買い入れる金融政策を実行して累積買い付け額は約35兆円に達しています。下がれば買う主体が存在していることが安心感に繋がっている。
6:菅政権になり、改革や規制緩和が進み政策面での評価が一番の買い手である海外投資家に好評で。
以上のことから日本株が今後、来年も世界的に一番有望な市場であるとの認識で高いパフォーマンスが期待できると考えています。
【相場の心理学】
★情報(材料)が相場を動かすのではなく、相場が情報を生む!!全ての情報はトレンド中に存在する!!のです。
★株式投資の経験者であればストラテジスト、エコノミスト、それにジャーナリストといった人たちの相場予測が、通常、かなり後追いであることに気づく。
これは、相場の騰落が発生してから「何故?」だろうと、その理由を探す時間的な“ズレ”が生ずるためです。
彼らの情報と分析や見通しは、すでに長らく株式市場が動いている状況の検死解剖(事後確認)程度のものでしかないのです。つまり、相場は情報に先んじているのです。
しかし、材料を追う投資家が多く、理由を考える投資家が多いのも事実です。
★一般的には、「情報が相場を動かすのではなく、相場が情報を生む」
★その日の取引が終わった時点で、誰もが当日の値動き(騰落)を説明してくれる講釈を聞きたがる。だが、これらは2時間前には夢にも思わなかった講釈で、その日の騰落(結果)によって高ければ“好材料を”、安ければ“悪材料を”単に列挙するものである。
材料をいかに多く列挙できるかが解説者となる。したがって、材料を評価するより相場を評価しなければならないのです。
★いざ!出撃のとき
相場の動きは大半の時期が保ち合いです。上昇すると、チャーチストや取引伝票自我防衛者たちがただちに反発を示す抵抗圏に遭遇する。
下落すると今度は、支持圏に出会います。この二つの圏域の間での日々の細かい株価変動は、かなりノイズに敏感で予測不能で、儲けが出たとしてもほんの僅かにすぎない。
しかし、ときには相場は抵抗圏を突き破って、断固として上昇運動を始める(下降運動のときも原理は同じ)。上昇運動の初期の局面では、ほとんどの投資家はこれを新しいランダムな変動で、近いうちに訂正されると見る。そのため、多くの投資家は予想外の値上がりから急いで利食い売りしようとする。
しかし、新たな買いが入り、しばらくためらった後、相場はまた上昇し始める。市場の地合は変化し、以前の売り手は利食いしたことを後悔して、まあまあの価格なら再び参入する機会を望み始める。
そして、11月4日から上昇トレンドがスタートしたのです。
全ての情報はトレンド中に存在するのです。
最後に【気になる銘柄】です。
GMO-FH(7177)
那須鉄(5922)
UEX(9888)
IXナレッジ(9753)
菊池製作(3444)
ラクオリア(4579)
NITTOK(6145)
OSJBHD(5912)
シグマクシス(6088)
今回はここまで、最後までお読み頂きありがとうございました。
執筆 まんもす藤井。
【紹介銘柄】
GMO-FH(7177)
那須鉄(5922)
UEX(9888)
菊池製作(3444)
ラクオリア(4579)
NITTOK(6145)
OSJBHD(5912)
シグマクシス(6088)
無料新着記事
-
バイデン新米大統領就任、米株は史上最高値を更新
加藤あきらの投資戦略室
(2021/01/21 15:00)
-
第2のバルミューダになるか
後場の注目株
(2021/01/21 11:30)
-
【相場を観測する】チャートを用いて詳しく解説します!(第15弾)
投資教育コラム
(2021/01/21 09:15)
-
【1/21】本日の相場予測
本日の相場予測
(2021/01/21 08:15)
-
仕込み時か、「コロナ」で脚光を浴びる銘柄
本日の厳選株
(2021/01/21 07:00)