株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-12-29 13:30:00

加藤あきらの投資戦略室

大納会を前に大幅上昇、海外マネーが動き出した可能性

日経平均、TOPIXが年初来高値を更新、2020年の相場を象徴するようなTOP5銘柄(ファーストリテイリング、ソフトバンクG、東京エレクトロン、ファナック、エムスリー)がそろって買い上げられました。

昨晩の米国市場でもアップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、フェイスブック、いわゆるGAFAMがそろって買われ、指数を押し上げました。

米国ではようやく追加コロナ対策法案がまとまり、トランプ米大統領もこれに署名をしたことが好感された模様です。

年末まで模様眺め姿勢が強かった海外勢のマネーが、米国の追加財政出動を機に動き出したと言えるかもしれません。

というよりも、日本株の“持たざるリスク”を意識し始めたか、あるいは売りポジションの降参といった買戻しを急いだのかもしれません。

相場展開が次のステップに進むとすれば、景気敏感の先導的な半導体株に資金が流れ込んでくるのは合点がいく話で、本日は半導体関連の中小型株が再び買われ出しています。

また、相場の転換点になり得る話と言えばコロナワクチンの登場で、そろそろ新型コロナ感染拡大をネガティブ視する売りも一巡してくる頃かもしれません。

そうなると「リア充」銘柄の見直し買いも選択肢に入ってくるところで、本日はオリエンタルランド(4661)が5日線を上抜けて反発してきました。

他に監視対象として検討しているのがラウンドワン(4680)、イオンファンタジー(4343)、サンリオ(8136)といったところで、状況的にリア充=旅行と結びつけるのではなくアミューズメント施設などが選ばれるのかと思います。

続いてアイディア的にはフィットネス系のルネサンス(2378)、アミューズメント施設運営の共和C(6570)、あるいは玩具のハピネット(7552)など、そして若干期待外れのムーミンパークですがフィンテックG(8789)なども何かの拍子に資金が流入なんてこともあるかもしれません。

あっと言う間に年の瀬で明日は1年を締めくくる大納会ですが、最後の最後まで相場の監視は続けながらチャンスを見出していきましょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆マネックスG(8698)[証券・商品先物]
7/31ご紹介から72%上昇で年初来高値を更新。
ビットコイン300万円目前、リップル急落からの逃避資金流入か。
いよいよ大詰めを迎えてきた仮想通貨市場のゆくえに注目。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★JAPANバブルマネー銘柄(****)
第2利確ポイント突破から更に続伸で公開後高値。
息の長い相場も期待される水素関連のテーマ物色活況。
コロナショック前の水準を回復し一段高期待高まる。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
オリエンタルランド(4661)
ラウンドワン(4680)
イオンファンタジー(4343)
サンリオ(8136)
ルネサンス(2378)
共和コーポレーション(6570)
ハピネット(7552)
フィンテックグローバル(8789)

執筆者:加藤あきら

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