メドレー（4480）
医療分野の人材紹介サービス「ジョブメドレー」やオンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」などを展開する企業。収益柱の「ジョブメドレー」は人的コストを省いている為、競合他社と比較して成果報酬額が安価な点が強みだと言える。本日午前、政府が一部地域の緊急事態宣言の発出に向け検討に入ったことで「CLINICSオンライン診療」の需要増が見込まれ前場は急伸。株価は10月末から年末までの日柄調整が済み、再び盛り返しが期待できそうだ。

グッドスピード(7676)
東海地盤で中古車販売や買取、レンタカー事業を行う。同社は1月2日にハイエースのカスタムやキャンピングカーの販売の専門店をオープンさせた。コロナ禍でキャンプ需要は増加、在宅勤務の拡大でキャンピングカーを利用する向きも多く、新店舗の期待感は強い。さらに新型コロナの影響で半導体部品の調達が困難となり自動車大手各社が年明けに大幅減産を余儀なくされていることも同社を始めとする中古車市場には追い風となる。本日朝方は窓を開けて75日線上に浮上。一目均衡では雲のねじれの局面で、一気に抵抗帯を突破しトレンド転換してくる可能性が高い。

神栄（3004）
衣料、食品輸入が主力事業で湿度センサでは世界トップクラス。子会社の神栄テクノロジーが、医薬品や食品など保管・輸送時の温湿度管理に対応する温度ロガー、温湿度ロガーを間もなく販売するが、新型コロナワクチンの輸送にロガーが活躍するとの思惑から昨年の12月は大相場となった経緯がある。本日は緊急事態宣言が再発令されるとの思惑からコロナ禍の材料株として再び動意付いた。目先は短期的なリバウンドが見られそうだ。