アオキスーパー（9977）
愛知県を地盤とする食品スーパー。生鮮食品・一般食品のほか生花等を販売する「花いちば　アズガーデン」、ショッピングセンター「アズパーク」も運営している。昨日発表の第3四半期決算で営業利益は前年同期比3.3倍で着地、さらに2021年2月期の年間配当予想を（現在の60円から）70円に上方修正している。また、間もなく「緊急事態宣言」が発表される可能性が高く、対象外の地域でも外出自粛ムードが漂うことが予想される。同社の巣ごもり消費も期待できる状況で再注目。本日前場は決算発表が材料視され急伸しており長い下髭をマーク。売り物吸収から再度3000円突破に期待したい局面。

MITホールディングス（4016）
システムインテグレーションおよび認証やCADなどのソリューションサービスを展開している。公共・通信・金融分野の開発実績があり、地方自治体案件も多く手掛けている。株価は上場直後の高値から急速に落ち込んだ後、しばらくはもみ合いが続いていたが、年末からはリバウンドの様相。1/13には決算発表も控えており思惑的な買いが入りそうだ。

ダイセキ環境ソリューション（1712）
土壌汚染処理の大手で調査から処理までを一貫して行っている。産業廃棄物処理やリサイクル事業にも積極的な企業。昨日引け後に第3四半期決算を発表。経常利益は前年同期比24.5％減の8億円に減ったものの通期計画10億円に対する進捗率は80.5％に到達している。高利益案件の受注が回復傾向にあり受注平均単価は第2四半期を上回り、新型コロナの影響から回復が見られている。昨年6月に業績予想を下方修正したため株価は調整モードであったが決算発表を受けて前場は急伸。悪材料を織り込む格好から出直り相場に期待。