NY株安を嫌気して反落　27700-28000円のレンジを想定

●11日のNY市場は反落。米野党民主党は8日に発生した連邦議事堂の占拠事件を巡り、トランプ米大統領の罷免を求める弾劾訴追案を下院に提出。バイデン次期政権への政権移行が警戒され売りが先行した。またダウやナスダック指数などの主要株価指数が連日で過去最高値を更新し、高値警戒感から利益確定の売りが出やすいことに加え、米長期金利が昨年3月以来の水準にまで上昇し、金利上昇を嫌気したハイテク株を中心に下げ幅を拡大した。

★本日の日経平均株価はNY株安を嫌気して、反落と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万８０２０円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万８１３９円と比べ１２０円ほど安い水準。

★日経平均株価のポイント
２万８１３９円　先週末終値
２万８０２０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万７７７４円　１月ＳＱ値


－前営業日（1/8）のおさらい－

●日経平均株価　２万８１３９円０３銭（＋６４８円９０銭）

高値２万８１３９円０３銭／安値２万７６６７円７５銭
値上がり１７２５／値下がり３８４／変わらず７７
新高値１３８／新安値３
出来高　１３億８９１６万株
売買代金　３兆１１９０億円

●ＴＯＰＩＸ　１８５４.９４（＋２８.６４）

●マザーズ指数　１２３５.６４（＋２１.２４）
マザーズ売買代金　１９７６億円 　

●騰落レシオ（25日）103.96％　

●空売り比率　39.3％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス21.31まで上昇

●昨日のストップ高銘柄＝８日―１０銘柄（気配含まず）

フルッタＦ・篠崎屋・神栄・ランシステム・ヤマザキ
加地テク・アルー・ＧＭＢ・オービス・ベリテ

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●今週の主な予定

13（水）
米 12月 消費者物価指数(CPI)季調値

14（木）
米 12月 消費者物価指数(CPI)季調値
日 12月 企業物価指数
日 11月 機械受注船舶・電力除く民需
米 12月28日週次 新規失業保険申請件数
中 12月 輸出(前年比)
中 12月 輸入(前年比)
中 12月 貿易収支(USD)

15（金）
欧 12月 準備資産総額
米 12月 鉱工業生産