全自動PCR検査装置が好調
同社は独自の自動化システムテクノロジーを活かし、遺伝子解析、免疫測定装置のOEM製品・特注機の開発を行っている。2020年6月期事業説明資料においては、同社一連の自動化システム(PCR検査における唾液サンプル適用から分析まで)が新型コロナウイルス対策に実用されたとしており、特に同システム内の「DNA抽出試薬」の引き合いが強く、唾液サンプルから高い精度で自動的にDNAを抽出する技術は特筆すべき点であろう。
業績面において、昨年11/13発表の1Q決算では、売上高が前年同期比124.5%増の20.7億円、営業利益が1.98億円で着地。コロナ禍において、世界中の「COVID-19」迅速検査の需要に対応するため全自動PCR検査装置やDNA自動抽出装置の製造・販売が売上に大きく貢献した。新型コロナウイルスが世界中でまん延する中で引き続き同社製品の引き合いは強いと考えられる。
株価は昨年11/13、1Q決算を発表、前年度通期決算から一転して黒字着地したことが好感され出来高を伴い急伸、翌営業日には高値1488円を付けている。以降一旦調整され、株価は冴えない展開が続いている。しかし直近では抵抗ラインであった25日線を突破し、もみ合いながらも5日線をサポートラインに上昇基調に。まもなく2Q決算でトレンド転換のきっかけが掴めるかもしれない。
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