受注回復で好調のプリント基板メーカー
プリント基板の設計・製造技術を強みに持つメーカー。車載向けやスマホ向けが主軸であり、コネクターの代替として使用可能な基板や、内部に部品を実装した基板などを提供しており、スマホなどの小型・薄型化に貢献している。
2/8発表の3Q決算(累計)では、売上高が前年同期比4.6%減の856億円、営業利益が16.5%減の41億円となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響による景気の低迷の中、車載向け基板・スマートフォン向け基板、またIoT/AI向け基板等の受注は好調であった模様である。一方で銅などの資源価格の高騰が課題となってくるであろう。
株価は昨年7月頃から見て中長期的な上昇トレンドは継続している模様で、足元では騰勢を強めている。需給面も良好で買い一巡後は売りが若干出ているものの再び勢いを強めよう。主力製品であるプリント基板の受注も好調なようで、引き続き底堅い相場推移が期待される。
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