株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-04-01 07:00:00

本日の厳選株

割安で仕込み時の銘柄

三協立山(5932)

 アルミ建材を扱う企業で、『東京都丸ノ内駅舎』などの駅舎やビル、住宅、エクステリア周辺のアルミサッシを手掛けている。また国際事業として、海外子会社が製造する航空機、鉄道、自動車分野向けアルミ形材は、欧州を中心に需要が高まってきている。EV向けバッテリーフレーム部材も手掛けており、欧州子会社『STEP-G』の改革ロードマップとして2023年5月期からEV市場拡大による案件獲得を目指している。

 1/8発表の2Q決算(累計)では、売上高が前年同期比10.5%減の約1450億円、営業利益が同33.1%減の約19億円となった。事業環境として新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞、米中貿易摩擦などの影響を受け、輸送・機械分野のアルミ形材需要の減少等により減収・減益となった。12/15に上方修正を発表済みの2Q(累計)業績実績値においては売上高が従来予想より0.7%増、営業利益も4.8%増と上方修正の数値もクリアしたため、業績の上振れも期待される中、4/6に決算発表が控えており要注目だ。

 株価は昨年9月はじめにソフトバンクや日本アンテナと共に『5G基地局用見えない看板アンテナ』を共同開発したことが報じられ動意付き、9/23高値1130円まで上値を伸ばしている。以降は高値圏の利食い圧力に押されるとともに10/6発表の1Q決算を受けて調整局面入りした。11/30には安値747円を付けて下値でもみ合っていたが、12/15の業績上方修正を受け12/16に大きく反発した。材料を織り込んだ後は、しばらく上値を伸ばせずに200日移動平均線を下回った推移を続けている。需給面が重しになっていると見られるが、200日移動平均線を回復し12/16高値920円を超えるか期待。PBRは0.3倍台と水準訂正の余地もあり仕込んでおきたい。

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