窓掃除をし過ぎなオフィスと窓掃除に無頓着な店舗
さて、本日のコラムでは、不動産投資の「目利き」も、株式投資の「目利き」も、最後はセンスというか感覚面が大事、というお話をご披露させていただこうと思います。
何ら理論的な裏付けはありませんが、あくまでも個人的な意見として、
「窓掃除業者が頻繁に窓掃除を行うオフィスに入居している企業」と、
「全く窓掃除をしない店舗物件に入居している飲食・サービス業」は、
いずれも、往々にして、コスト感や品格感に関する「ズレ」があるような気がしてなりません。
もちろん、住居もオフィスも店舗も、窓は常にキレイな方が良いのですが、
例えば、来客がほとんどないような事務所が、築30年以上の小規模オフィスビルに入居し、
かつ、窓掃除業者が月に2回くらいのペースで窓掃除に来る、としたら、
行き過ぎでは無いでしょうか?
一方で、そこそこお値段高めのハイエンド飲食店なのに、窓掃除には無頓着というのもいただけません。実際に、目抜き通りの2階の大きな窓を持つ飲食店で、汚い窓が気になって、ご無礼ながら窓掃除はしないんですか?とお尋ねしたら、そのビルのオーナー自体が窓掃除に消極的だとの事。
立地は良いのに、なんだか不潔な印象の方が先行してしまい、ついつい足が遠のいてしまって久しくなりました。
窓をキレイにする事で、仕事の生産性が上がるのならば、オフィスで月に2回の窓掃除を行うのも宜しいでしょうし、窓が汚くとも、提供される食事やサービスの質に対する満足度が高いならば、窓掃除に無頓着でも宜しいのでしょうが、実際は。。。です。
多分にこじつけがましく恐縮ですが、株式投資においても、「中身」は良いのに上がらない銘柄というのが度々散見されます。
ファンダメンタル面も、テクニカル面も、需給面も、それらすべてのバランス感も決して見劣りしないのに、いつまで経っても株価は上昇しない、というようなケース、皆様もご経験があるのではないでしょうか?
そんな時には、例えば、「株主還元」や「情報開示姿勢」などの、投資家側に向いた「窓」が曇っていないか、といったところを「目利き」ポイントとして着目するのも良いかもしれません。
さらには、情報開示は頻繁に行われているのに、それらが「雑」な印象だったり、
株主還元も行っているものの、実は投資家は全く嬉しくなかったりする内容だったり、
そうした感覚の「ズレ」が、「窓」の「汚れ」や「曇り」と受け止められれば、「美人投票」などと揶揄される事もある株式投資においては、投資対象銘柄として致命傷にもなりかねません。
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あすなろ投資顧問が【プレミアム万馬券銘柄】として3月31日に公開した不動産業銘柄は、
都内のオフィスを取得し、付加価値を高めて売却する事業で、
その「目利き」センスと「勢い」には、弊社CEO大石も、株の達人としての目線だけでなく、経営者としての目線でも注目しております。
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外食・サービス業、不動産やREITの株価の戻りはまちまちですが、下記のような銘柄群を継続ウォッチしております。
くら寿司(2695):高値追い
ワイズテーブル(2798):底入れタイミングを注視中
銚子丸(3075) :高値追い
アルヒ(7198):高値追い
グローバルダイニング(7625) :もみ合いながら切り返し基調
執筆:木村泰章
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