好材料や思惑が意識されている注目の銘柄
勤怠管理システム「勤次郎Enterprise」を手掛ける同社は、9日引け後に発行済み株式数の5.76%にあたる60万株を上限とした自社株買いを実施すると発表。これを受け本日前場は出来高を伴って、上値抵抗であった25日線を突破し、逆にこれを支持線としている。日足の一目均衡表では、雲の下を推移しているが、一時的に基準線を突破。遅行スパンは切り下がっているローソク足を突き抜けそうな動きをしていることから上方シグナル発生に期待がかかる。
エヌエフホールディングス(6864)
各種計測器を主に扱っており、最近では自社機器を用いて多量子ビット動作の実現にも挑戦している。足元の量子コンピューター関連銘柄物色の矛先として同社が意識され買いが集まっているようで、本日前場は急伸。節目の2000円まで買われる場面も見られたが、その後は一目均衡表の雲の中で売り買いが交錯している。ここを突破してくるようだと3/22高値2140円辺りが次のターゲットとして意識されよう。
梅の花(7604)
湯葉や豆腐などを提供する和食チェーンレストランを展開している同社は、高齢者の新型コロナワクチン接種後の外食ニーズの復活を見込んだ思惑により、先週から買いが集まっている。本日前場は小窓を開け続伸しており、一時的に昨年6月頃の水準まで買われた。週足では78週線が抵抗線として意識されているが、一目均衡表の遅行スパンはローソク足を上放れて推移しており、引き続き上方シグナル継続と見られる。抵抗線の78週線をクリアしてくれば13週線とのゴールデンクロスも意識されてくると見られる。
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