業績拡大期待の銘柄三選(銘柄コードにも注目)
モータースポーツ向けを中心とした車両用サスペンション専門メーカー。今期経常益は前期比15%減益の見通しだが、それでも過去の業績と比較すると高い水準であり、依然として企業の成長が窺える。株価は5/27以降大きく売られていたものの、75日線を意識したリバウンド基調により本日前場の株価は25日線(執筆時:1376円)をクリアしてきた。以前上値を抑えていた節目1400円が直近目先の課題と見られるが、ここを超えてくるようだと、5月高値の更新も現実的になってくるだろう。
アズワン(7476)
医療用品を中心に扱う商社。2021年3月期の経常益は初の100億円台で着地。今期経常益は前期比5.1%減益の見通しだが上振れて100億円台を達成する可能性も充分あるだろう。株価は6/4をボトムに上昇基調で、本日前場の株価は上値抵抗であった200日線を突破。テクニカルではMACDがシグナルを下から上へ突き抜けており上方シグナル点灯と見られる。1月高値と6月安値の半値戻しは既に達成しているため、戻りの本格化が期待できそうだ。
ジーエルサイエンス(7705)
分析機器メーカーであり、分析対象は水道水から排気ガスまで多岐にわたる。今期経常益は前期比7%増益の見通しを立てている。5月中旬公表の決算資料によると、主力である半導体事業の受注環境は過去最高レベルの水準であることから今後の業績期待が膨らむ。株価は1/14以降軟調に推移しており、6月からは狭いレンジでのもみ合い商状が続いていたが本日前場の株価は大幅高となっている。この上昇で一目均衡表のねじれた雲を突破しており、ついに三役好転を達成した。
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