コロナ特需剥落も業績、株価共に好調
化粧品や家庭用品、潤滑油や防錆剤など様々な商品の原料である化学品を製造。設立当初(1918年)の社名は日本樟脳株式会社であることから、外用医薬品の成分で主に用いられる樟脳(しょうのう)=カンフルの活用に強みを持つ。またコロナ禍において感染症対策製品も手掛けていることから、事業環境の変化にも対応できるような研究開発力を持っている。
先月末発表された1Q決算は、サスティナブル素材であり化粧品などに使われるラノリン・コレステロールの販売が海外で伸びセグメント利益は約10億円(前年同期比53.2%増)。感染症対策製品はコロナ特需が落ち着いたことから販売は減少したものの高い水準をキープしている。決算発表と同時に業績予想の上方修正も行っていることからコロナ特需が剥落しても業績拡大期待は膨らむ。
日足チャートは5日線を支持線に力強い動きを見せており、先月末の決算発表通過後は上昇ペースが加速している。テクニカルでは日足ボリンジャーバンドの+1~2σのバンドウォークで推移しており、いまだ高値警戒感は意識されず、順調に下値を切り上げているようだ。ただ週足のボリンジャーバンドでは+2~3σで動いていることから、一旦待ち、押し目を狙うのも一考かと思われる。
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