引き続き買いを集めているデジタル庁関連銘柄など
物理的なデータサーバーに加え、クラウドサーバーも展開。テレワーク環境移行に伴うトラフィック増により今後のサーバー需要が期待される。9/1のデジタル庁発足に伴い各企業のDX化が進むことによる思惑や株価の安さが意識され本日前場は買いが集まっているようだ。本日前場の株価は前日(8/27)の8倍近く(8/30 11:00時点)の出来高を伴って268円まで急伸したが、240円付近まで長いヒゲが伸びている。ただ下値は75日線付近に支えられているようなので、後場も持続的な買いが戻り売りを消化するようであれば、心理的節目300円の達成も現実的となってくると思われる。
ジェイフロンティア(2934)
8/27に東証マザーズに上場した企業。今流行りの「ヘルスケアテック」を手掛けており、デジタル庁発足後も医療サービスのデジタル化を推進する形で業績の拡大が期待できる。同銘柄の公募価格は4190円であったが、初値は3560円でスタート。公開当日は3310円まで売られたが、本日前場はこちらもデジタル庁関連としての思惑買いや、直近IPO銘柄ということを意識した買いにより資金が流入しており急反発を見せた。ストップ高の4020円まで買われた後は4000円を意識した利確や換金売りなどに押され長い上ヒゲを形成。ただ出来高は高水準であり、引き続き注目が集まれば上ヒゲを吸収し再びストップ高付近に接近する可能性も。ただ値動きが激しいため、お取り組みは慎重に。
アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)
6/23に東証マザーズ市場に上場した企業。IFA(独立金融アドバイザー)であり、証券会社や銀行等の所属組織の意向に左右されにくいサービスを提供できるという強みがある。公募価格は3120円であったが、買い気配のまま公開初日は取引を終えた。6/24に9880円という初値を付け、9900円まで買われた後は調整が続いていた。本日前場は値ごろ感による買いが集まり4000円を突破。本日前場時点で14000株ほどの出来高であり、重しとなる信用買い残の整理もそれほど日柄を要さないほどの活況ぶりを見せている。ただ25日線付近で上値が抑えられているため、ここを突破するまでは様子見が無難だろう。
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