9月日銀短観:大企業製造業DIは事前予想の上限で着地も先行きは悪化見込み
先ほど8:50に、9月の日銀短観が発表されました。
事前予想コンセンサスより僅かながら高めとなる数値となります。
・9月大企業製造業DI:18(前回6月の14から4ポイント改善)
・大企業製造業DI先行き:14(9月数値より4ポイント悪化)
・9月大企業非製造業DI:2(前回6月の1から1ポイント改善)
・大企業非製造業DI先行き:3(9月数値より1ポイント改善)
エコノミスト及び市場関係者の事前予想値は大企業製造業DIが10~18で、前回6月調査から横這い、もしくは僅かな改善見込みがコンセンサスとなっていたので、コンセンサスよりも僅かながら強めの数値と申し上げて宜しいでしょう。
一方で、先行きについては、大企業製造業DI・大企業非製造業DIともに改善を見込む向きが多かった為、大企業製造業DIの先行き悪化がややネガティブ視される可能性もありましょう。
概ね先に発表されていた9月の内閣府「月例経済報告」に沿った内容で、
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全般的に景況感は改善はしているものの、ややもたつき感があり、先行きについても過度の楽観視は禁物という印象です。
本日から解除される緊急事態宣言が、特に非製造業にどれくらいのポジティブインパクトを与えるのか、期待とともに注視したいと思います。
個人的には、本日発表された日銀短観の数値以上に、先行き見込みについては急速に改善するものと期待しておりまして、株式市場の今後の展開についても、企業業績の好調推移を背景に、10月中にも日経平均が高値を更新し31000円台へ進むと予想します。
会員様各位にも、強気見通し維持のまま株式投資にお取り組みいただきたいと存じます。
執筆:木村泰章
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