株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2022-01-14 07:00:00

本日の厳選株

【バリュー株】業界最大手の株価水準訂正に期待

レンゴー(3941)[東証1部]※プライム市場へ移行予定

 段ボールといえばレンゴー。バリュエーション面からみた投資妙味、株価も昨年11月末をボトムに切り返し基調にあり、本格上昇が意識されてきた。同社は大阪市中之島に本社を置いており、「段ボール」という製品名は同社発祥。紙を聯(つら)ね合わせる"聯"(=レン)と、「段ボール」一辺倒のビジネスから脱却し「総合包装企業」へと転換する"合"をあわせて、こんにちの"レンゴー"という社名が誕生した。

 昨年11月発表の中間決算は、原料価格高騰に見舞われたものの価格転嫁に成功、人件費等はかさんだものの、経常益は約225億円(前年同期比16.4%増)に伸びた。大阪市福島区に開設した物流センターでは無人運転のリフトを採用、同拠点に研究所も作り、研究開発体制を拡充。ポストコロナの新たな製紙グロース企業が誕生した。目先は各経費がかさみそうだが、新世代に対応する意向を示した意義は大きいだろう。
 
 株価は昨年11月末を起点にリバウンド基調にあり、節目850円前後のもみ合い商状から抜けてきた。足元では節目900円付近で上値が抑えられているものの、上値抵抗線の200日移動平均線を超えてくれば1000円という大台が意識されてこよう。バリュエーションはPBR0.6倍台、またPERは7倍台(執筆時)。PBRの割安感もさることながら、過去にPER17倍台まで上昇していたことを考慮すると、足元のPER水準も魅力的に映る。

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