まんもす藤井。のコロナ救済特典レポート
足元の下落相場は1/26通過ですべては解決すると見る、今日本株を仕込む理由とは。
米国の株式市場は、これまでテーパリングは織り込んできていましたが、QT(量的金融緩和解除)はまだ完全には織り込んでなかったので、ここにきて米国株が崩れ日本株の下落につながったのです。
テーパリングとは、中央銀行が行ってきた量的金融緩和政策を段階的に縮小させ終了に向かわせることです。
一昨年からコロナで経済が落ち込み、株価が暴落したので、金利引き下げや量的緩和政策が行われました。
それにより、企業や個人がお金を借りやすくなり、設備投資などでお金を使いお金があふれ、株式投資に回り、株価は一昨年から全世界的に上昇しました。
しかし、米国を筆頭に経済の回復とともに金融緩和によって市場にお金が余り始めると、急激なインフレが起こって、金融市場でバブルが発生するなどの悪影響を及ぼす可能性もあります。
原油や資源価格が上昇しているのはその証です。
そのため、中央銀行は資金が過剰にならないように金融引き締めを行い、金融緩和を縮小(テーパリング)していきます。
テーパリングは資金供給を減らす、QTは市場から資金を吸収するので大きな違いがあります。
QT(Quantitative Tightening)とは量的金融緩和を解除することで、量的金融緩和政策によって拡大したバランスシート(保有資産)を縮小させることであり、具体的には満期を迎えた保有債券の再投資の停止、あるいは保有債券の売却によって行います。
従って、現状の株式市場はQTといっても何回利上げするのか、また利上げ幅は何%なのかなど不明な点が一旦株式を手放す要因となっていると思われます。
来週1/26のFOMCでその詳細が示されると見ていますので、株式市場はFOMCが通過することが買い材料となり、利上げ回数などがはっきりすれば、特に米国ナスダック市場や日本のマザーズ市場は急反発となると思います。
また、来週以降始まってくる決算発表で日本企業の足元の好調さが確認でき、海外市場に比べて出遅れている日本市場は、今後は再び日経平均株価は3万円を目指す動きとなってくるでしょう。
ですから、現地26日、日本時間の27日午前4時をもって今回の下げは終わり、投資家心理の改善が起きて株価は反転すると見ています。
執筆 まんもす藤井。
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