インフレでも勝ち残る銘柄候補
インフレ圧力が高まっている。値上げを表明する企業が増えつつあり、中にはステルス値上げ(価格を据え置いたまま内容量を減らすこと)を行うところも。同社は回転寿司の『かっぱ寿司』を運営する企業であり、基本的には110円(税込)で2貫のにぎり寿司を提供。同業他社で100円寿司を展開する『スシロー』は一部メニューをついに10月1日から値上げ。ついに100円寿司が消えるのであろうか?
寿司は本来高所得者向けの伝統的な和食で、ハレの日に奮発するというイメージがあったものの、回転寿司組がその固定概念を取り壊し、100円寿司まで誕生してきた。足元の物価上昇により、本来の伝統回帰となるのであろうか?
ただ寿司にぎりを自動化するなど各企業努力により、お値打ち感を全面に打ち出してきた回転ずしは今後も健闘していくに違いないと思われる。寿司が回転するというその何とも言えないシュールさ、子供にとってはいまだ羨望の眼差しがうかがえる。『かっぱ寿司』は未だ110円(税込)で奮闘しており、一部値上げを表明した回転寿司チェーンの受け皿となるかもしれない。
そういった点でも今後の業績向上期待は膨らむ。場合によっては市場の“一人勝ち”になる可能性も期待できよう。一つ懸念点があるとすれば・・・今の状況ではあり得ないだろうが、牛丼チェーンの値下げ合戦。ポストインフレ時代は取り合えず置いておいて、同社株の株価推移も好調。5/13にはゴールデンクロスが示現しており株価は急反発。2023年3月期の見通しが明るいことから、積極的に買われている模様。企業努力により業績の低下を抑えながら、税込110円据え置きは消費者にとってはありがたいものだ。
無料新着記事
-
2023年度シーズン肆≪AI KATANA3.0≫日経平均はバリュエーション上まだ高くない
あすなろ動画【ASUNARO CLUB】
(2024/04/19 17:30)
-
悪地合に負けずナガオカ(6239)が+68.53%UP!
あすなろレポート〈夜版〉
(2024/04/19 17:00)
-
買収劇で大きな話題を集めたアノ銘柄
取り組み注意銘柄
(2024/04/19 17:00)
-
どれくらい株価が下落したら大幅安なのか?Part.1
アナリスト木村の銘柄研究部
(2024/04/19 16:00)
-
大幅安でも安心してねぇ♪
おねぇアナリスト薫(カヲル)の「ぶった斬るわよ!」
(2024/04/19 14:00)