株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2022-06-04 09:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

木村、薬不足を実感するの巻:ジェネリック関連銘柄はまだ買えない?

皆様、日々の株式投資へのお取り組み、ご苦労様です。

週末・休日版コラムでは、銘柄や相場や経済についての直接的な話ではなく、むしろ、そこから離れたところからの目線でお話ししますが、最後は株式投資にもつながるような話もご披露したいと思います。
かなりくだけた内容ですが、週末・休日版という事でご了承いただき、お付き合いください。

私は、若い時分には「不摂生こそ男の美学だ」と本気で考えていたタイプの、まぁ、ど~しようもない勘違い馬鹿男ですので、体調が悪かったり病気を疑うような症状があっても、
「寝れば治るさ」という何ら理論的・医学的根拠の無い思いから、がん検診も人間ドッグもやった事が無く、そもそも、病院へ行くという事自体がマレでした。

40歳代の後半くらいから、根性だけでは体調は維持できない事を痛感するようになり(遅っ!)、2度目の痛風やら、原因不明のじんましんやら、頭の中でセミが鳴きまくるような耳鳴りやら、あちらこちらに「ガタ」が来ている事を認めざるをえませんでした。

最も「アウト!(と実際にお医者さんに言われました)」なのが高血圧。
上は170~190、下は130以上という状態が、何年も続いて慣れっことなってしまっていたのを、お医者さんに叱られたの機に、2021年の始めくらいから、毎朝欠かさず血圧を下げる薬を飲み始めました。
半年も経たずして、上150、下120くらいまでは下がったものの、いわゆる「高値停滞」的な印象だったので、お医者さんのご指導もあって薬の種類を変更していただきました。

で、この薬が面白いように効き、血圧は遂に下が2ケタ台、上は120~130という感じになってきました。
自分自身でも続かないだろうなぁ~と思っていたのに、毎朝血圧の薬を飲む事は完全に「習慣」となり、今のところ、血圧に関しての不安は大幅に後退しています。

ところが、この薬(ジェネリック)が、今年に入った頃から品薄状態が続いていて、入手できなくなっています。
同じ成分ですとの事で先発薬をいただいているのですが、これが何故か身体に合わないようで、アレルギー反応的な皮膚のかゆみを感じるのです。
皮膚科に行くと、はっきり断言はできないけれど、多分、飲み薬に対するアレルギーだろうとの事。
以前に1度だけ、風邪薬を飲んで顔面が急速にむくんだ事があるものの、まさかアレルギーだったとは!

皮膚科でもかゆみを抑える薬を処方していただいたのですが、これまたジェネリックは入手困難との事。
事の発端は、20年12月に発覚したジェネリック=後発医薬品メーカーの品質不正問題です。
1年半が経過しても「薬不足」の余波が残っており、日医工(4541)に至っては、5月半ばに事業再生ADRを正式申請して株価が急落。
その後に債権回収の一時停止の同意を得た事から一転して急激な切り返しを見せたりと、「不確実性が増大」しており投資には不適格と思わざるをえません。
サワイグループ(4887)は増産体制と聞きますが、株価は冴えませんね。



執筆:木村泰章

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