これもアフターコロナ銘柄
印刷用のインキ(インク)メーカー。ファーストフード等の包装紙のインキも手掛けており、コロナ終息後の小売店舗のチラシ印刷や包装紙、屋外広告インキ需要等が見込めよう。同社はアジア等にも展開しているが、新興国等は識字率の向上や経済発展に伴い、広告需要が増加、中長期的な業績向上期待も膨らむ。また、華麗なデザインを実現できる「オフセットインキ」に強みがあり、中国にも先行投資している。都市封鎖解除後は期待大と考える。
業績面は、5/13に第1四半期決算を発表。印刷インキ等の販売数量は伸びたものの、原油価格上昇の煽りを受け営業利益は伸び悩んだ。価格転嫁も進んでいないようで、今期は通期ベースで小幅減益の見通し。中間期予想は大幅減益になっていることから、ある程度価格転嫁を進める想定とみる。今後はデジタル化によるインキ需要の減少が想定される。非インキ事業を育てることが今後のDX化環境で生き残る一つの選択肢であろう。
昨年9月にピークアウトした株価は、今年3月頃に安値圏に着地し、小幅にリバウンドした後は揉みあい商状。日足でみると、900円~1000円レンジで推移しているものの、足元では上値が重い様相を呈している。まずは、5月高値1012円を突破するまでは様子見とするのがベター。
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