やっぱグロース株
グロース(成長)株で構成されるマザーズ指数は7/22の高値716ポイントをクリアし、日足一目均衡表では雲を突破してきた。目先はグロース株全般の買い戻しが期待できるかもしれない。グロース株の日本電解(5759)はEV関連、脱炭素関連としてのテーマ性から物色の矛先が集中すれば株高が見込める。
業績面は前期に過去最高の営業利益を計上したが、今期は原価増により利益の伸びは抑えられる格好。ただ現金比率は向上しており、業績面・財務面共に過度な不安要素は乏しいと見られる。同社の業績は原材料の銅価格に大きく左右されるが、今年4月頃から銅価格は安定して推移しており、業績予想が大きく下振れする確率は低いと思われる。1Qの内容をまずは見極めたいところだ。
株価は7月末まで調整が続いていたものの、7/26から切り返し。ゴールデンクロス示現後は出来高が急増し大幅高、節目3000円も突破している。日足ボリンジャーバンドでは+1σ付近、スローストキャスティクスではスロー%Dチャートが50%未満と、テクニカル面での過熱感も見られず、当面は好地合いに支えられながら好調に推移しそうだ。業界のリーディングカンパニーであるテックス・テクノロジーは同社株を買い増ししており、思惑的な動向もあるかもしれない。トレンドの方向感がはっきりしたところで仕込みを検討すべきだろう。
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