円高を嫌気して反落　27600－27900円のレンジを想定

【米国株】
　1日のNY株式市場は小幅安で4営業日ぶりに下落。前週末にかけ1080ドルを超える上昇をみせていただけに、利益確定の売りに押された。ペロシ米下院議長のアジア歴訪を巡り、複数の米メディアが「台湾を訪問する見通し」と報道。訪問に反対する中国との対立を警戒し、様子見ムードも広がった。7月の製造業景況感指数は前月比0.2ポイント低下の52.8と、市場予想（52.0）を上回ったものの低水準。インフレのピークアウトが意識され、米長期金利が2.6％割れとなり買いが入り指数は一時プラス圏に浮上した。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　国内引け　　　 ＡＤＲ　　　　 騰落率
ＴＤＫ　　　　4,185　　　　4,414.6　　　　+5.49%
＊4-6月期(1Q)最終は17％増益で着地


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、円高を嫌気して反落の展開と見る。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万７８８５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万７９９３円と比べ１１０円ほど安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：13.01
　 　 ＰＢＲ：1.18
　　　　　　　配当利回り：2.39

●騰落レシオ（25日）132.17％（過熱）
●空売り比率　40.9％
●日経平均ボラティリティー・インデックス　19.76まで上昇


－【前営業日（8/1）のおさらい】－
●日経平均株価　２万７９９３円３５銭（＋１９１円７１銭）
●ＴＯＰＩＸ　　１９６０.１１（＋１９.８０）
●マザーズ　　　　７２４.５６（＋６.０１）

東証プライム出来高 　１２億２６７４万株
東証プライム売買代金 　３兆１０１５億円
グロース売買代金　　　 　　　９０３億円（＊１０００億円割れ）
値上がり１４８６／値下がり３１２／変わらず４０

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【今週のタイムテーブル】

3(水)
中 7月 財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)
欧 7月 S&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)確定値
欧 7月 S&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)確定値
欧 6月 生産者物価指数(PPI)(前月比)
欧 6月 生産者物価指数(PPI)(前年比)
欧 6月 小売売上高(前月比)
米 7月 S&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI)確定値
米 7月 S&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)確定値
米 6月 製造業新規受注(前月比)
米 7月 ISM非製造業総合指数

4(木)
米 6月 貿易収支(USD)
米 7月25日週次 新規失業保険申請件数

5(金)
米 7月 米雇用統計
日 6月 全世帯消費支出(前年比)
米 7月 非農業部門雇用者数
米 7月 失業率