利益確定先行で反落　27800－28100円のレンジを想定

【米国株】
　5日のNY株式市場はエネルギー株や金融株、景気敏感株が堅調だった一方、ハイテク株が軟調。7月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比52万8千人増と前月39万8千人増から伸びが加速し、市場予想（25万8千人増）の2倍超となった。雇用統計が予想以上に強い内容だったことから、9月のFOMCでの利上げ幅が0.75％になるとの見方が強まり金利が上昇。相対的な割高感が意識されたハイテク株が軟調に推移した。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　　　国内引け　　　 ＡＤＲ　　　　 騰落率
ＭＳ＆ＡＤ　　　　4,299　　　　4,130.4　　　　-3.92%
*4-6月期(1Q)経常は43％減益で着地


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、利益確定先行で反落の展開と見る。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万８１３５円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万８１７５円と比べ４０円安い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：12.76
　　　　　　　ＰＢＲ：1.16
　　　　　　　配当利回り：2.45

●騰落レシオ（25日）122.82％（過熱）
●空売り比率　41.9％　　
●日経平均ボラティリティー・インデックス　17.87まで低下


－【前営業日（8/5）のおさらい】－
●日経平均株価　２万８１７５円８７銭（＋２４３円６７銭）
●ＴＯＰＩＸ　　１９４７.１７（＋１６.４４）
●マザーズ　　　　７３０.３６（－５.６６）

東証プライム出来高 　１２億１２４６万株
東証プライム売買代金 　２兆８７１６億円
グロース売買代金　　　 　　１１８５億円
値上がり１３５９／値下がり４１８／変わらず６１

------------------------------
【今週のタイムテーブル】

8(月)
日 6月 経常収支
日 6月 経常収支季調値
日 6月 経常収支貿易収支季調値
欧 8月 ユーロ圏投資家センチメント指数

9(火)
米 Q2 単位労働コスト速報値
米 Q2 労働生産性速報値

10(水)
日 7月 企業物価指数(前年比)
中 7月 生産者物価指数(PPI)(前年比)
中 7月 消費者物価指数(CPI)(前年比)
中 7月 消費者物価指数(CPI)(前月比)
米 7月 コア消費者物価指数(CPI)(前年比)原数値
米 7月 消費者物価指数(CPI)(前月比)季調値
米 7月 消費者物価指数(CPI)(前年比)原数値
米 7月 消費者物価指数(CPI)賃金労働者
米 6月 卸売在庫(前月比)
中 7月 社会融資総量
中 7月 マネーサプライM2(前年比)
中 7月 人民元建て新規融資
中 7月 人民元建て融資残高(前年比)

11(木)
日 --- 山の日 休場
米 8月1日週次 新規失業保険申請件数
米 7月 生産者物価指数(PPI)機械製造
米 7月 生産者物価指数(PPI)最終需要(前年比)
米 7月 生産者物価指数(PPI)食品・エネルギー除く(前年比)

12(金)
欧 6月 鉱工業生産(前月比)
米 7月 輸入物価(前年比)
米 8月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値