次の銘柄はコレ
丸紅系の肥料メーカー。ロシアのウクライナ侵攻により、世界的な穀物供給は依然として低い水準にあると思われる。同侵攻から約半年経過しても穀物の供給網は混乱の様相を呈しており、再び肥料株にスポットライトが当たる可能性がある。
肥料の供給も懸念されている。肥料原料を代替国から調達する事業(農水省)も実施されており、肥料に対する引き合いは今後も強まってくるだろう。同社の1Q決算はこうした需要の高まりの恩恵を受け、営業利益は前年同期の約2倍に。通期の純利益予想は減益となっているが、これは前期実績が会社想定を上回ったための保守的な試算と思われる。
過去の株価はウクライナ情勢に大きく左右されてきたと言っても過言ではない。ただ今後は、同情勢に加え異常気象による農作物不作の恩恵も期待できそう。テクニカルでは、日足一目均衡表の遅行スパンが今後、日柄調整によりプラス乖離することが予想され、上方シグナルが意識されてきそうだ。仕込みたいところだが、8/15に大量のシコリ玉が発生しているため、当時の高値1322円~節目1400円以上のタイミングまでは我慢した方が無難。
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