暴落を生き抜けた銘柄
昨日の暴落相場において底堅さをみせた同社株に注目。飲料水等メーカーである同社は内製化を進めており、インフレが加速する中において価格面などで競争力を発揮してきそうだ。例えば同社の炭酸水500mlは1本当たり約65円※1と、炭酸水最大手ウィルキンソンブランドの約124円※2の半額に近い。
※1楽天市場の販売価格1579円(500ml×24本、税込、クーポン未使用)を本数24で除した数値
※2同2980円
11月発表の中間決算は好着地。営業利益率は約11%と前期上半期の約9.7%から大幅に向上しており、内製化の効果が早くも表れてきたようだ。今後国内でも物価高が進行するとなると、競合他社との競争力の差がますます広がり、利益効率を表す指標面の水準向上も見込まれる。そうなれば、こういった指標を好む海外投資家勢からの資金流入も期待できそうだ。
株価は2021/12の株式公開以降、IPO銘柄によく見られる換金売りをこなし順調に上昇。炎暑であった今夏は多くの飲料水関連株が買われたが同社株は奮わず。8月の決算で一旦材料性を織り込んだため、短期筋も積極的な買いに走れなかった可能性が高い。しかしむしろそこでテーマ株としての急騰がなかったためか、テーマ・材料株にありがちな短期上昇による反動安を免れ足元の株高がキープできているのであろう。昨日の全面安相場でも逆行高を演じ底堅さが感じられるが上昇ピッチが加速しており、ここから先は高値警戒感による売りに注意。
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