これが雲突入銘柄
クルマやスマホ部品、医薬品に用いられる材料等を扱う。電子デバイス市場はやや厳しい状況にあるが、クルマは依然としてニーズが高い。長期的に見て、クルマ中心の半導体製造工場の稼働率は今後も高い水準であると思われる。同社の半導体製造用部材も持続的かつ安定的な受注が見込まれよう。
11/8発表の中間決算における経常利益はコンセンサス予想を僅かに下回る数値で着地。会社予想値はクリアーしたものの、市場は強気姿勢であったことが窺える。1Qが堅調だったことから、通期ベースでも前期の実績を上回るとみた投資家が多かった可能性が高い。しかし総合的に事業環境は良好であり、既に業績予想の下方修正を発表済みのため、今後はいかに挽回してくるかが市場の注目点であろう。
株価は上述の決算発表後に大幅調整。その後リバウンドに転じたものの、再び押されている状況。0.35倍(執筆時)という低すぎるPBRや全体相場の軟調さが嫌気された可能性が高い。ただ下値は節目1250円付近が意識されているようで、極端な下値不安は乏しかろう。執筆時点では好地合いも相まってマド開け急伸。ゴールデンクロスも近づきつつある。一目均衡表では強弱感が対立しやすい雲(抵抗帯)に突入しており、ここから上値が試されよう。着実に雲抜け(執筆時における雲の上限値:1298円)までの様子見が無難だろう。
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