注目の中国テーマ銘柄
繊維商社。化学品にも強く、基礎化学品からディスプレイ用ガラス基板原料、リチウムイオン電池向け材料、5G関連電子部品材料等、豊富なアプリケーションは、世界で最もニーズが高い材料を概ねカバー。同事業は中国で展開していることから、テーマとして「中国関連」「電子材料」「EV」「5G」等、幅広く、面白い値動きが期待できそうだ。
1/27に発表した3Q決算は良好。決算発表同日に、業績と配当予想の上方修正も発表済み。繊維・化学品事業共に大幅増収で、サステナブルな衣料等に対する繊維や、先述した通り、各分野のニーズの高まりが化学品事業において数字として表れたのであろう。今後もサステナブル推進は強いられるだろうし、最先端デバイス等の材料は世界的な景気減速感にあるが、中国の消費にある程度依存すれば、更なる業績向上期待が膨らむ。
株価は昨年10月安値の1892円をボトムにほぼ一貫して上昇トレンド。100円や1000円刻みの節目に差し掛かると、短期でもみ合うが、直ぐに上放れるような動きが何度も確認される。PBR0.8倍台というバリュエーションと、好業績が好感され買い集められているのか、適正な指標まで水準訂正がなされるまで、調整を交えつつも高値更新シナリオは今後も続く可能性は高い。一方で、テクニカルでは、足元ボリンジャーバンドの+3σを一時抜けたため、「高値警戒感からの売りによる急降下」に注意。
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