株価17倍銘柄
アウトドア用品を展開。コロナ禍がもたらしたアウトドアブームで一世を風靡した銘柄。当時はPER80倍まで買われたものの、足元では30倍台。テーマ性による人気度が剥落した格好ではあるが、今期の営業利益は過去最高益更新見通しと、業績面を素直に評価した見直し買いの余地がどれほど広がるのか注目したい。
先述した通り今期の業績は売上高・営業利益面共に過去最高水準に達する見通し。フリーキャッシュフローも前期からプラスに転じており、PERの低下は素直に割安と映る。今年1月1日付で台湾に子会社を設立するなど、潤沢なキャッシュフローを活用した事業展開が見られてきた。目先は費用がかさみ純利益面は伸び悩む可能性があるが、中長期的な業績水準の向上が見込まれる。
株価は2020年3月安値の256円から、2021年11月には4490円と、テンバガー以上(およそ17倍まで)上昇。足元では半値以下まで調整したが、昨年11月安値1800円以降はリバウンドに転じていることから、未だ根強いファンが存在しているのかもしれない。高値覚えの状態の投資家が多いことを想定すると、案外下値は底堅い可能性がある。半面、それは高値掴みした投資家が多いことを示唆するため、上値も重いだろう。
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