株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2023-02-06 17:00:00

アナリスト木村の銘柄研究部

【長い間下げ続けていて上がる気配が無く不安です】を『因数分解する』

今週も1週間、張り切って行きましょう!

「株価下落の主因は何なのか」を分析することは大事な事ですし、株式投資におけるもっとも重要なスタンスのひとつです。
その分析によって、株価下落がさらに続くのか、底入れしてジワリ反転に向かうのかをも推察する事が可能かもしれません。

しかしながら、本日の「因数分解」は、もっと初歩的・そもそも論のお話です。
「不安です」の要因であるところの、「保有株が長い間下げ続けていて上がる気配が無く」は、客観的・理論的に見て「妥当な見解」なのでしょうか?
皆様、そこをお考えになられた事はありますか?

まず、「長い間」というのは、一体、どれくらいの期間を指して、「長い」とご判断なされているのでしょうか?
この「長い」という判断に、「絶対値」は存在しません。
1週間「だけでも」長いと感じる投資家も居られるでしょうし、1年間「をも」さして長いとお感じになられない投資家もいらっしゃいます。
つまり、投資家によって個人差がある、いわゆる「個人の感想・意見」です。

次に「下げ続ける」という点についても、株価が毎日数円ずつ下げ続ける事を指すのか、上がったり下がったりを繰り返しながらも、結局はその水準が切り下げていく事を指すのか、個人の見解に差が生じます。
100円「も」下がっていると見るか、下げているけれど100円「しか」下がっていないと見るか、その見解の違いも、
「下げ続ける」という判断に影響を及ぼす為に、実際に下落が続いていても、どれくらい「続く事」を指して、「下げ続けている」と判断すべきなのか、「絶対的なモノサシ」は存在しないわけです。

さらには、「上がる気配が無い」という判断は、「下げ続けている」と判断しているからこそ生じるわけで、理論的根拠に基づいた分析では無い可能性が高いと見ます。

もっとわかりやすいのが「不安です」という点。

「不安です」の要因は、「保有株が長い間下げ続けていて上がる気配が無い」と判断している事にあるのは明らかです。
となると、その「不安」は、結局のところ、株価の下落が止まって、切り返しに転じ、取得コストに近付く水準まで戻らないと解消されません。
誰に相談しても、誰の意見を聞いても、根本的に「不安」の解消にはつながりません。

「いつ頃株価が改善しますか?」というお問い合わせに、「絶対的な正解」は存在しませんし、いくら理論的な根拠を示して、「いえいえご心配無く、株価はそのうちに、きっと上向いて来ますよ」とお伝えしても、「不安」心理は根本的に改善されないわけです。

もう、お気付きでしょう。
はい、実は、ひとつだけ、仮に、株価が切り返し・上伸しなくとも、会員様各位の「不安」心理を和らげる方法があります。
それは、貴方様の「長い間下げ続けていて上がる気配が無く」というご判断自体が、あくまでも貴方様「個人の感想・意見」に過ぎない点をご認識いただく事だと思います。

さらには、株価推移は結局のところ「なるようにしかならない」事をご認識いただき、そこに不安を感じるのは当然である一方、「株式投資ってそ~ゆ~事」と割り切って達観なされば、不安感は大幅に後退するのではないでしょうか。
これが、よく言われるところの「リスク許容度」と申し上げても宜しいかもしれません。

株価の行方を決めるのは「市場機能」だと考えます。
「人気投票」的側面もその一因ではあるものの、それも含めて「市場機能」こそが株価を形成してゆく根幹だと考えます。
需給も、個別の内部要因も、外部要因も、相対比較も、そうした要素を全てひっくるめたものが「市場機能」ですから、
なかなか想定どおりに、期待どおりに株価は動いてくれません。
「株式投資ってそ~ゆ~事」だと思います。

かなり詭弁チックにお感じになるやもしれませんが、貴方様が「不安」でおられる間は、結局のところ株価は上昇しないかも知れません。
逆説的に、株価の上昇を望むのならば、まずは貴方様だけでも、その「不安」感を克服すべく、日々の値動きに惑わされるのでは無く、投資シナリオがワーク(機能)しているかこそを注視していただき、「なるようにしかならない」事をご認識いただく事だと考えます。

10%上昇した銘柄は、10%下落する可能性を持ち、5%下落してしまった銘柄は、上がる時にも5%上昇する可能性があります。
ストップ高が1週間続いた銘柄が、その後3か月間かけて元の水準まで下落する事もあれば、1か月下げ続けた銘柄が5日でその下落分を取り返して上昇する事もありえましょう。

「長い間」「下げ続けていて」「上がる気配が無い」と判断する事は、実は案外難しいわけですね。
判断が難しいのですから、貴方様のお見立て自体が正しくない可能性だってありえましょう。

投資における不安心理は重々お察し致しますが、疑心暗鬼に陥ることなく、是非とも投資シナリオの実現を信じて、前向き・強気に、株式投資にお取り組みいただきたいと存じます。



執筆:木村泰章

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本日も下値にはしっかり買いが入っていました。

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