コレが宇宙関連銘柄だ
2月27日、三菱UFJ銀行は宇宙ゴミ(デブリ)除去を手掛けるアストロスケールホールディングス社に出資したと発表。メガバンクもついに重い腰を上げ宇宙関連企業への投資を始めたようだ。ただ同社は非上場企業。本日は宇宙関連銘柄として期待されるアイネット(9600)に注目。
同社はクラウドデータセンターを扱う。モチロン宇宙関連事業も行っており、上掲のアストロスケール社と協業を行っている。人工衛星に関するノウハウが豊富な同社がアストロ社との協業のキッカケになったと考えられる。業績は、前期に最高水準の経常益をマーク。今期は増収だが減益の見通し。各事業の利益率が下がっており、エネルギー価格の上昇の煽りを受けているようだ。
ただ、宇宙事業の受注は良好であるため、宇宙関連銘柄の一角と言えるのではないだろうか。週足チャートで見る株価推移は、2022年6月安値の1190円をボトムに徐々に上昇基調。50円刻みの節目が押し目買いのポイントとして意識されているせいか、節目付近でのローソク足の下ヒゲが目立つ。全体相場が落ち込んでも連動安の影響を受けにくいのかもしれない。仕込みは26週線突破後がベターだろう。
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