虎視眈々と買い場を探る
SVB銀行はシリコンバレーのスタートアップ企業がベンチャーキャピタルなどから調達した資金の一時的滞留場所として、それを米国債などの長期資産として運用していた特殊なビジネスモデルの銀行でした。
リーマンショック以降では最大の銀行破綻となりましたが、バイデン米大統領は12日「国内の銀行危機について13日朝に演説する」と発表しました。
また、アメリカの財務省とFRB(連邦準備制度理事会)は「経営破綻したSVB銀行の預金者を完全に保護する」と発表しました。
更にロイターによりますと「SVB銀行の英国法人買収に決済銀行のバンク・オブ・ロンドンが12日に名乗りを上げた」と報じています。
SVB銀行の破綻は米財務省の迅速な対応により解決されるとみられていますが、FRBの昨年からの急激な利上げによる今回の銀行破綻になっただけに、今後のFOMCで今までのペースでの利上げはできにくくなり、政策責任を感じていると思われます。
日本株はその影響が限定的であれば、この株価急落場面は下げ止まりが確認できれば、買い場とみていいでしょう。
日本市場はどうしても海外投資家の売買シェアが7割近いので、海外市場が下落すると海外投資家から見た日本株は外国株のため、リスクウェートの調整を毎日しなければならず、機械的な売りが出易くなります。
日本市場が大きく下落するときは毎回と言っていいほど、海外要因が常となり、その後投資家心理の改善と共に上昇して来て戻っています。
過去に起きた外部要因による大きな下落を振り返ると
2001年:9.11同時多発テロショック
2008年:リーマンショック
2015年:チャイナショック
2020年:コロナショック
2022年:ウクライナ侵攻ショック
など。
振り返ると上記のショックは買い場となり、その後の株価上昇はご存じのとおりです。
一旦上昇トレンドが出た株価は、上げ下げしながら下値を切り上げて上昇して来ています。
日経平均株価は、2020年3月の2020年コロナショック以降上昇トレンドを継続し、2021年9月には平成バブル崩壊以降の高値30795円を付けました。
足元はその後の安値2022年3月の24681円を起点として、上記の高値30795円をクリアーして来る相場が継続していると思われ、今回も1年間の内に数回ある○○ショックの一例で、今回も虎視眈々と買い場を探るスタンスが有効と考えます。
ピンチはチャンスと言えます。
ファイティングポーズを取るには、個別銘柄に関しては本日の様に全体が大きく下げているときに、逆行高や年初来高値を取ってきているような銘柄をチェックしておく必要があります。(下記の気になる銘柄を参照)
【気になる銘柄】
丸千代山岡家(3399)
トーホー(8142)
河合楽器製作所(7952)
横浜丸魚(8045)
アズーム(3496)
ヤマックス(5285)
━━━━━━━━━━━━━━
私のコラムで紹介した銘柄
━━━━━━━━━━━━━━
◆アルファポリス(9467)[ネットマンガ]
先週末3/10に紹介しておきました。
本日の全面安相場で続伸です。
◆ラバブルマーケティンググループ(9254)[SNS運用]
こちらも先週末3/10に紹介しておきました。
子会社がサブスクサービス導入支援を開始。政府が進める健康経営優良法人認定制度で優良法人にも認定されました。
この相場では目立つチャートとなっていますね。
━━━━━━━━━━━━━
単発スポット銘柄の見解
━━━━━━━━━━━━━
◆≪まんもす藤井。の大御利益銘柄(****)≫
新年1発目の私の推奨銘柄です。
全面安の中、先週末も高値を取っており、参加者様全員が含み益の事と思います。
再び利確ポイントが迫っています。何かあればフォローメールをお送りします。
◆≪まんもす藤井。の大御利益銘柄【特典お年玉銘柄-2023-】(****)≫
大御利益銘柄の特典銘柄です。
こちらも順調で先週末に高値更新。
高値圏での公開でしたが、想定通り上値を追っています。
ご参加の方はおめでとうございます。
今回はここまで、最後までお読み頂きありがとうございました。
執筆 まんもす藤井。
無料新着記事
-
祝!社長大石のenish(3667)がストップ高!
あすなろレポート〈夜版〉
(2023/05/29 17:00)
-
【相場を観測する】チャートを用いて詳しく解説します!(第43弾)
投資教育コラム
(2023/05/29 14:50)
-
世界2位のシェアで注目すべき銘柄
後場の注目株
(2023/05/29 11:30)
-
【5/29】本日の相場予測
本日の相場予測
(2023/05/29 09:00)
-
「低位株」ならコレ
本日の厳選株
(2023/05/29 07:00)