必ず押さえておきたい新テーマ株
WDBホールディングス（2475）
テーマは「理系職の人材派遣」。理系研究職などの派遣を行うグロース企業株。コールセンター、事務処理職、IT人材等、人材派遣のカテゴリーは多岐に渡り、これが株高のテーマになることもある。これらのテーマは既に市場で飽和状態と見られるものの、「理系人材派遣」は新しく、これから物色されるテーマと見る。日本は半導体の材料系に強く、ややルーティーンワーク的なバイオ（化学）メーカーの開発過程を担う人材にこれから需要が高まるのではないかと考えるからである。
従来までは、正社員が研究の試験の結果が出るまで何度も同じような作業を強いられており、筆者もその実情をバイオメーカーで把握していた。今後はそういった定常作業はバイオ・化学の研究開発過程においても多くが派遣人材に替わるのではないかと思われる。同社の今期売上予想は過去最高水準。5/12の本決算発表と同時に、配当性向の基準を30％から40％に見直すことも報じられている。
つまり業績・財務面にはほとんど問題は見られず、後は株価の需給やテクニカルが重要になってこよう。足元の株価は75日移動平均線をサポートに反発。未だ長い調整局面の最中であると見られるものの、本格的なトレンド転換に期待したい。出来高が急増した5/12の高値2078円を着実に超えているため、需給面は良好と見る。テクニカルではMACDにゴールデンクロスが示現したところ（MACDとシグナルのカイ離はわずか2.9〔執筆時〕）。
テーマは「理系職の人材派遣」。理系研究職などの派遣を行うグロース企業株。コールセンター、事務処理職、IT人材等、人材派遣のカテゴリーは多岐に渡り、これが株高のテーマになることもある。これらのテーマは既に市場で飽和状態と見られるものの、「理系人材派遣」は新しく、これから物色されるテーマと見る。日本は半導体の材料系に強く、ややルーティーンワーク的なバイオ（化学）メーカーの開発過程を担う人材にこれから需要が高まるのではないかと考えるからである。
従来までは、正社員が研究の試験の結果が出るまで何度も同じような作業を強いられており、筆者もその実情をバイオメーカーで把握していた。今後はそういった定常作業はバイオ・化学の研究開発過程においても多くが派遣人材に替わるのではないかと思われる。同社の今期売上予想は過去最高水準。5/12の本決算発表と同時に、配当性向の基準を30％から40％に見直すことも報じられている。
つまり業績・財務面にはほとんど問題は見られず、後は株価の需給やテクニカルが重要になってこよう。足元の株価は75日移動平均線をサポートに反発。未だ長い調整局面の最中であると見られるものの、本格的なトレンド転換に期待したい。出来高が急増した5/12の高値2078円を着実に超えているため、需給面は良好と見る。テクニカルではMACDにゴールデンクロスが示現したところ（MACDとシグナルのカイ離はわずか2.9〔執筆時〕）。
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