出来高増加の注目株
個別指導塾「明光義塾」を直営・フランチャイズ展開。
昨日は24年8月期の業績見通しと配当予想を発表。営業利益は前期比13%増の12億円と、前の期比8.9%減の10億6400万円で着地した前期からは増益に転じる計画だ。さらに創業40周年記念配当を実施し、中間配当予想は22円、期末配当予想は12円、年間では前期実績比10円増配の34円を見込む。前場は窓開け急伸。680円から上は上値の重さが懸念されるが、出来高を伴っており売り物を吸収しつつあると見ている。
テーオーホールディングス(9812)
百貨店・ホームセンター・木材などの事業を展開。
昨日発表の1Q決算は、営業利益が1億6100万円(前年同期比3.2倍)と大幅増益で着地。赤字のデパートを8月末に閉店した際のセールで売上、利益ともに前年を大きく上回ったようだ。前場はストップ高まで上昇し、8月高値を突破したため新展開入りが期待される。ただし、ボラティリティが大きい銘柄のため乱高下には注意が必要。
テクニスコ(2962)
光通信や高出力半導体レーザー、パワー半導体向けの放熱用部品を製造。
7月にスタンダード市場に新規上場。半導体関連に強い精密加工部品メーカーということで、足元の半導体相場は同銘柄にとっても好影響となろう。24年6月期の業績予想は売上高が64億7500万円、営業利益4億2700万円と増収増益を計画。10月のIPO祭りに乗じて物色期待もあるため注目。
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