会員様各位にとって心強い今日イチの時事ネタ:クジラが日本の中小型成長株をも買う(かも)!
GPIFは22年秋以降、北米株と先進国株(除く日本)でそれぞれ19本と14本のアクティブファンド運用受託機関として選び、アクティブ運用にも注力してきましたが、それに続く「アクティブ運用シフト第3弾」として、本日、日本株のアクティブファンド23本を運用受託先として選定した旨発表を行いました。
現時点ではこの23本のファンド一覧を弊社は入手できていません。
Bloombergの報道では、運用委託先はピクテ・ジャパン、三井住友トラスト・アセットマネジメント、東京海上アセットマネジメントなど、とされており、GPIFが公表している運用受託機関等別運用資産額(2022年度末時価総額)を見る限り、
この3社は国内株式アクディブ運用先として掲載されていない事から、「新規」に選定されたものと推察されます。
GPIFの日本株運用は元来、パッシブ運用こそが基本とされ、TOPIXをベンチマークとして、ファンドマネジャーの主観を入れずに、TOPIXに連動する形のインデックス運用が基本でした。
この度のアクティブ運用シフトにより、運用委託先のファンマネージャーの裁量に基づき、組み入れる個別株のパフォーマンスによって、「超過収益」をも狙う体制に移行しつつある姿勢が窺えましょう。
会員様各位が既にご存知のとおり、GPIFはしばしば、その巨額の運用資産から「クジラ」と揶揄されてきました。
いよいよクジラが、アクティブ運用に舵を切り始め、成長株投資にも着目する事になるわけですから、クジラから運用を委託された運用機関は、他の運用機関との差別化を目指す為にも、今まで「蚊帳の外」視されてきた、時価総額が小さい「スモールキャップ」銘柄群をも運用対象として選出する可能性があり、さらには、そうした動きを「想定」した投資家が、先回り的に中小型成長株投資を加速する可能性もありましょう。
日経平均ばかりが急伸してきた、昨年末から今年にかけての日本の株式市場にも、
確実に「変化」の兆しが訪れているものと見て、会員様各位と共に歓迎したいと存じます。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆三井松島HD(1518)
◆イーレックス(9517)
◆大紀アルミ(5702)
◆ケイアイスター不動産(3465)
◆フルキャスト(4848)
この5銘柄の共通項は、JPX400採用銘柄で、プライム市場に属しておりながら、時価総額は700億円以下、足元の業績は決して芳しくない、という銘柄群です。
クジラの運用委託先が、リターンリバーサルを狙ってきそうな気がします。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆WTOKYO(9159)
STOP高比例配分で大引けとなりました。
昨年10月21日のご紹介時からの株価騰落率64.06%。
来週が利確タイミングと見ます。
◆オープンドア(3926)
一時1000円台へと進みました。
昨年10月23日のご紹介時からの株価騰落率38.74%。
こちらもそろそろ利確目線で。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪社長大石のダイヤモンドメソッド銘柄-Grande-≫
本日も出来高はそこそこ多めのまま、終始こじっかりの展開でした。
来週をお楽しみに!
◆≪億男Wの大御利益銘柄銘柄≫
本日は一時銘柄公開後の高値を更新。
値ブレ感も「ちょうど良い」印象ですね。
◆≪日の丸ジャンボ・テンバガー銘柄≫
第1ターゲットにタッチ。
AIデータ解析の本命銘柄のひとつですから来週も楽しみです。
◆≪ザ・あすなろプラチナム権利銘柄≫
出直り基調が鮮明に!
今日は一時●6●0円台も。
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