株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2016-07-29 08:30:00

あすなろ相場展望

【 加藤の相場展望 】 「日銀会合が成否のカギを握る」


【7/29】加藤の相場展望

〜毎朝確認したい厳選お役立ち情報をお知らせ〜


おはようございます。

平素よりあすなろ投資顧問をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
本日の相場展望を下記にてご覧いただけます。


■ MENU ―――――――――

┣【1】本日の相場展望 

┣【2】本日の市場スケジュール

┣【3】決算・個別材料情報 

┣【4】自社株買い 

┣【5】市場変更・株式分割・信用規制

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■【1】本日の相場展望 〜日銀の追加緩和と政府の経済対策はセットで〜
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 本日の日経平均は日銀金融政策の内容をにらみ、市場は荒れそうな予感がします。16,500円を基準に上下200〜300円の変動は覚悟しておいた方がよいかもしれません。ちなみに、4月の日銀会合の時は1,000円近く下落しました。事前のアナリスト予想では8割超が日銀の追加緩和が発表されるとのことですが、それに加えて内容的に物足りないものであった場合も売り圧力は避けられません。

・日銀金融政策決定会合と為替の動きに注意
・米国市場は原油が続落、ハイテク株決算が良好で明暗
・FOMCの現状維持からドル高は望みにくいものの、追加緩和期待が相場を下支え

 今年はかつてないほど世界の中央銀行の金融政策に警戒している状況ですから、投資家の様子見姿勢を強めています。薄商い時の市場の変動は否が応でも大きくなりますので、機動的に動けるように現ポジションの売買タイミングを再度確認しておいた方がよいでしょう。

 前回同様、前引け後に日銀会合の内容が速報される場合もありますので、本日の前場と後場は分けて考えておくほうが無難と思われます。経済対策と日銀緩和で為替が円安方向なら主力の輸出関連、円高方向であれば経済対策の恩恵を受けるインフラ、消費関連のセクターが今後有望になってくると思われます。これを機に、政府の財政政策や構造改革がより加速してくることに期待ですね。

 本日の日銀イベント通過後も夜には欧州ストレステスト結果、米国GDP速報、日曜には東京都知事選があります。来週は政府の経済対策に米雇用統計、リオ五輪開幕など市場に影響がありそうなイベントを控えています。いつにも増して気が抜けない環境ですので、過度な期待はせずに冷静な売買をしていきましょう。

それでは、本日もよろしくお願いします!


■【2】本日の市場スケジュール
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<国内>
日銀金融政策決定会合(7/28〜7/29)
6月消費者物価指数(8:30)
6月失業率・有効求人倍率(8:30)
6月家計調査(8:30)
6月鉱工業生産(8:50)
6月住宅着工件数(14:00)
日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)
黒田日銀総裁会見
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が平成27年度の運用実績と平成26年度末の保有銘柄を発表
東京都知事選(7/31)

<海外>
ユーロ圏4-6月期GDP(18:00)
ユーロ圏6月失業率(18:00)
欧州銀行監督局が銀行ストレステストの結果公表
米4-6月期GDP(21:30)
米7月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)


■【3】決算・個別材料情報
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【決算関連】

《本日発表企業》533社
NTTドコモ(9437)、ソニー(6758)、武田薬品(4502)、東京エレクトロン(8035)、オプトHD(2389)、トクヤマ(4043)、ソルクシーズ(4284)、荏原実業(6328)・・・

・NVC(3394)−今期経常最高益予想を38%上乗せ。

・サイバネットシステム(4312)−上期経常を一転34%増益に上方修正。

・フリークアウト(6094)−今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ。8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。

・住石HD(1514)−4-6月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地。

・MonotaRO(3064)−上期経常が31%増益で着地・4-6月期も26%増益。

・ブロードメディア(4347)−上期経常を赤字縮小に上方修正。

・マキタ(6586)−4-6月期(1Q)税引き前は25%増益で着地。


【個別材料】
・BEENOS(3328)−連結子会社デファクトスタンダードの東証マザーズ上場が承認された。上場後の同社議決権比率は60.0%。

・システムリサーチ(3771)−株主優待制度を新設。毎年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード2000円分を贈呈する。

■【4】自社株買い・公募増資
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・トシンG(2761)−発行済み株式数(自社株を除く)の0.77%にあたる6万8900株(金額で1億4220万円)を上限に、29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は28日終値の2064円)を実施する。

・ハチバン(9950)−発行済み株式数(自社株を除く)の12.47%にあたる200万株(金額で12億0200万円)を上限に、29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は28日終値の601円)を実施する。

・フジクラ(5803)−発行済み株式数(自社株を除く)の3.39%にあたる1000万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月29日から10月31日まで。

・SBIHD(8473)−発行済み株式数(自社株を除く)の3.37%にあたる700万株(金額で80億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月3日から9月23日まで。

・野村HD(8604)−発行済み株式数(自社株を除く)の2.6%にあたる1億株(金額で450億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月15日から17年1月27日まで。

・アイネス(9742)−発行済み株式数(自社株を除く)の1.86%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施。買い付け期間は8月2日から10月26日まで。また、8月16日に10.9%にあたる350万株の自社株を消却する。

・リンガーハット(8200)−発行済み株式数(自社株を除く)の2.49%にあたる55万株(金額で12億7875万円)を上限に、29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は28日終値の2325円)を実施する。

・JBCC(9889)−発行済み株式数(自社株を除く)の1.2%にあたる20万株(金額で1億3340万円)を上限に、29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は28日終値の667円)を実施する。


■【5】市場変更・株式分割・信用規制解除
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【市場変更】
本日はありません。

【株式分割】
・ランドコンピュータ(3924)−8/31を基準日に9/1付で1株→3株の分割

・フリークアウト(6094)−8/31を基準日に9/1付で1株→2株の分割

【信用規制解除】
モブキャスト(3664)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

インスペック(6656)−東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上
[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

マルコ(9980)−同上。7/20売買分から。

ウインテスト(6721)−同上。7/14売買分から。

ソフトフロント(2321)−同上。7/12売買分から。

日本ラッド(4736)−東証が12日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上
[うち現金40%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

【信用規制銘柄】
モバイルファクトリー(3912)−東証と日証金が7月26日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。

AppBank(6177)−同上7/25売買分から。

サノヤスHD(7200)−東証と日証金が7月25日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、
日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。

ソフトブレーン(4779)−東証と日証金が7月12日売買分から信用取引に関する規制を実施。
信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする。

ネクストウェア(4814)−同上。7/11売買分から。

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